こんにちは,hiroです。
健康やダイエットのためのウォーキング。
何分歩きますか?
何歩歩きますか?
週何回歩きますか?
ひとくちにウォーキングといっても,行い方は様々です。
そこで今回は,「インターバル速歩」という歩き方についてシェアします。
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インターバル速歩のやり方
体が十分に温まったら,インターバル速歩の開始です。
3分の間,「ややきつい」と思うペースで歩きます。
3分早歩きしたら,呼吸を整えるために,3分普通に歩きます。
立ち止まらず,ゆっくりでもいいので歩きながら休みましょう。
そしてまた,3分早歩きを行います。
「3分早歩き―3分普通歩き―3分早歩き」を繰り返し行います。
何分行うか
最初はきついと思うので,30分ほどで良いでしょう。
それでもきつい場合は,2つのパターンで運動強度を軽くします。
早歩きの時間を減らす
3分できつければ,2分,1分と減らしましょう。
最初のうちは,どれくらいの時間早歩きができるかわかりません。
なので,短い時間から始めて,徐々に時間を伸ばしましょう。
普通歩きの時間を増やす
呼吸を整える時間を増やしてもかまいません。
ある程度の運動強度を得るために,できれば3分行いたいですが,無理をしてはいけません。
最初はケガのリスクを最小限にするために,慎重に行いましょう。
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インターバル速歩のメリット
研究により,インターバル速歩をしたら,血圧,血糖値,BMIの数値を改善できたということが明らかになっています(Morikawaら,2009)。
この研究は,666名を対象にした大規模な研究です。
被験者の皆さんは,1日平均25分のウォーキングを週4日,それを4ヵ月行いました。
なおインターバル速歩は,「1日1万歩」を目標にしてウォーキングを行うよりも,非常に継続率が高いことが明らかになりました。
1日1万歩だと,ウォーキング時間としては個人差はありますが,1時間20分ほどかかります。
それに対して,インターバル速歩では,たった30分未満のウォーキングで生活習慣病の数値を改善することができています。
日々の生活で,運動時間を確保するのが難しいのが現状です。
それを考えると,インターバル速歩は,短い時間で効率よくウォーキングできるといえます。
「ややきつい」とはどのくらい?
早歩きは,「ややきつい」と思う速度で歩きます。
それは,どのような感覚なのか。
まず,軽く息が弾みます。
軽い会話はできる程度です。
約10分ほど歩くと,軽く汗ばんだり,脚に疲労を感じます。
主観的な感覚なので,最初はどのくらいで歩けばいいのかわからないと思います。
ポイントは,歩き終わったときに,しっかり体がポカポカしているか。
もしポカポカしていない場合は,運動強度が足りていない可能性があります。
そのようなときは,歩くスピードを速めたり,早歩きの時間を増やしたりしてみましょう。
どれくらいで効果が出るの?
ウォーキングはもともと運動強度が高くありません。
なので,長期間継続しないと,なかなか効果を感じることができないのが現状です。
目やすとしては,1週間で合計60分以上歩いて,それを5カ月続けると効果を実感できるようです。
健康は1日にしてならず。
長い目で取り組んでいきましょう。
(引用参考文献:肥満と糖尿病 Vol.8 No.6 2009)
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