「本気の育毛日記」2周年!真実を伝えます

うつ病の治し方の参考になるかもしれない。

こんにちは。

「哲カフェ学びの達人」hiroです。

 

うつ病と診断されて2日目。

今日から休職するということを,会社に連絡せねばならない。

正直,これが1番神経を使った。

会社の上司にどう思われるだろう…。

復帰しても変わった目で見られないか…。

いろいろと心配してしまった。

 

直属の上司が電話に出て,僕は休む旨を伝える。

上司は,突然のことに心配していたらしく,会社で嫌なことがあったのかと僕に聞いてきた。

今回のうつ病は会社は関係ないので,僕は「大丈夫です」と答えた。

 

1ヵ月もの間,休職することを謝罪したが,上司は温かく「この際だからゆっくり休みな」と言ってくれた。

さらに上司は,「この先,君は必要だから」と言いました。

このセリフを聞いた僕は,とても安心しました。

こんな状態の僕でも,居場所があるんだなぁと嬉しく思いました。

 

本当は,会社に出向いて「休みます」と言うべきだと思ったが,前日飲んだ薬の副作用か,頭がぐるぐる回り,まるで酔っぱらったかのように足取りがフラフラだった。

そのため,電話で伝えることになったのだ。

 

日中は,読書をしていた。

しかしなかなか集中できなかった。

文字はまだ目に入るが,理解度が落ちている気がする。

唯一の趣味である読書ができなくなるのではないかという一抹の不安に襲われた。

 

食事は,食べやすいパスタにしたが,食欲が全然ない。

しかし栄養を摂らなければいけないので,無理やりにでも詰め込んだ。

 

夕方になり,散歩に出かけた。

ドクターのアドバイスでは,体力を落とさないことも大切だということだった。

気分転換も兼ねて外の空気を吸いに行くと,少しだけ,気が紛れた気がした。

どうしても無意識にうつむきながら歩いてしまうので,なるべく景色や空を見るようにして歩いた。

動いているあいだは,頭の痛みもなく,自分がうつ病だということを忘れていた気がした。

運動はいいかもしれない。

 

僕は独身で一人暮らしをしている。

彼女もいないし,実家は遠い。

孤独である。

相談できる人もいなく,一人でうつ病に向き合っていかなければいけない。

恐怖で押しつぶされそうだ。

 

ドクターには,家族の協力をあおげと言われたが,それはムリな話。

家族には断じて頼りたくない。

だったら一人でなんとかするしかない。

 

うつ病の本を読むと,どうやら自分を肯定するような暗示をかけるといいいうことが書かれていた。

そこで僕は,鏡に向かって笑顔を作ってみたり,ポジティブな言葉がけを自分に対して言ってみたりした。

笑顔はすごく効果的だと思った。

笑顔を作ると,顔のこり固まった筋肉がほぐれるようで気持ちがいい。

普段いかに自分が笑っていないかがよくわかる。

そして気分も上向きになった。

笑えば楽になるよと言われるが,本当だ。

だまされたと思って笑ってみてほしい。

 

鏡に向かってポジティブな言葉を自分に投げかけると,すごく気が楽になる。

自分とおしゃべりしているなんて,周りから見ると異様な光景に見えるが,あいにく一人暮らしなので,周囲の目を気にする必要がない。

とことん自分と向き合うチャンスだと思って,鏡の自分に語りかける。

「うつ病が治ったら別人になろうな」

「笑った顔,案外イケメンじゃん」

ドン引きするようなことも言ってみたりもする。

何でも言えるので,自分の奥底に沈んでいる気持ちもわかってくる。

原因がわかれば対処ができる。

これからも鏡の自分と語り合っていきたい。

 

今日は孤独に悩まされたが,笑顔を作ったり,鏡の自分と話すことによって,いくらか気持ちが楽になった。

今やっていることを無意味と思わず,すべて治るためのステップだと認識するようにしたい。

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