【姫川玲子シリーズ】誉田哲也・作「ソウルケイジ」は、事件が秀逸。

こんにちは、hiroです。

今回は、誉田哲也さんの小説「ソウルケイジ」を読んだ感想を書きます。

ソウルケイジ (光文社文庫)

ストロベリーナイトでおなじみの「姫川玲子シリーズ」第2弾。

今回も、大いに楽しませてくれました。

あらすじ


多摩川土手で手首が発見された。

土手近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首はその工務店の主人の手と判明した。

姫川玲子ら捜査一課の刑事たちが、殺人事件として捜査を始めるが、驚愕の事実が次々と明らかになる。

感想(ネタバレあり)


姫川玲子シリーズの第2弾。

非常に期待値が高かったです。

その期待通り、本作品は、警察小説としても、ミステリー小説としても非常に楽しめました。

事件の謎がおもしろい

今回は、手首を切断した犯人を捜す事件だったのですが、事件を追及するたびに、謎が深まるばかり。

最終的に、手首の持ち主は、警察の的を外れる結果となります。

捜査一課を翻弄するかのように立ちはだかる事件。

この事件を、姫川玲子はどう解決していくのかが見物です。

姫川玲子の恋模様

今回は、姫川玲子の口づけが見られます。

相手は部下の菊田。

このシーンを読んだとき、菊田対する嫉妬が僕の中で膨らみました。

いいなぁ菊田。

菊田は、玲子に想いを寄せています。

けれどなかなか好きだと言えずにいる。

玲子は玲子で、菊田が自分のことを好いているという事実を知っています。

けれど、玲子もなかなかじれったい。

周りから見ると、やきもきするようなやりとりです。

この二人の関係が成就するのか否か、これも姫川玲子シリーズの見所ですね。

個人的には、成就して欲しくないですが(笑)

捜査一課の地道な捜査

物語なので、ミステリーサスペンスは、スピード感が大切だと思います。

けれど、この姫川玲子シリーズは、地道な捜査を怠りません。

周囲に聞き込みに言ったり、現場に張ったり、捜査会議に出たり。

地道な捜査で、一つ一つの謎を明らかにしていくのです。

なかにはじれったいと思う人がいるかもしれませんが、僕は、リアリティがあり、そして説得力があると思うので、いいと思います。

スマートに事件を解決するのではなく、泥臭いところが僕は好きです。

今回は父性あふれる

今回のお話は、父性あふれるものです。

読んでいて、温かくさせられます。

一方、父性があるがゆえに訪れる悲劇に切なさを感じました。

今作の表題である「ソウルケイジ」とは、スティングの「The Soul Casges」というアルバムからきているそうな。

Soul Cages

ロック好きな人なら知っているらしい。

僕は知らなかったので、機会があれば聴いてみたいと思います。

ソウルケイジ (光文社文庫)

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