こんにちはhiroです。
クリスタで描いた線がギザギザになってしまった!
後から線をなめらかに変える方法はありますか?
今回は、この質問にお答えします。
使用ソフトは、「クリップスタジオペイントプロ」です。
>>「CLIP STUDIO PAINT PRO 公式ガイドブック 改訂版」のサンプルを読む
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もくじ
クリスタの「アンチエイリアス」で後から線をなめらかにする方法
ギザギザになってしまった線をなめらかにする方法は、アンチエイリアスを使うこと。
アンチエイリアスとは、「ギザギザな線を、なめらかにしてくれる機能」のことです。
ベクターレイヤー、ラスターレイヤーのどちらにも、なめらかにする方法があります。
- ラスターレイヤー
「スムージング」という機能を使用 - ベクターレイヤー
①ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変更して線をなめらかにする方法
②ベクターレイヤーのままで線をなめらかにする方法
クリスタのラスターレイヤーで描いた線は「スムージング」で後からなめらかに変えられる
例えば、丸ペンでアンチエリアスを「無し」にして直線を描いてみます。
すると、上の写真のように、線がギザギザしています。
次に、アンチエイリアスを「強」にして直線を描いてみます。
すると、下の写真のように、なめらかな線になりました。
もし、自分の絵がちょっとギザギザだなと感じたときは、アンチエイリアスがかかってない可能性があります。
「後からギザギザな線をなめらかに直したい!」
そんなときは、「スムージング」という機能を使いましょう。
スムージングは、「フィルタ」というタブの「ぼかし」の中にあります。
「スムージング」をタップすると線がなめらかになります。
ラスターレイヤーで気づかずにアンチエイリアスなしで描いてしまっても、大丈夫。
スムージングという機能で、後から線をなめらかに修正できます。
ただし!
これは、「ラスターレイヤー」の場合です。
線画を描く場合、ベクターレイヤーを使う人もいます。
※ラスターレイヤーとベクターレイヤーの違いを知りたいあなたはこちら
ベクターレイヤーは、フィルタ機能のスムージングを使うことはできません。
では、どのようにして「アンチエイリアスなし」で描いてしまったギザギザな線を、なめらかな線にすることができるのか。
方法は2つあります。
アンチエリアスなしで描いたギザギザな線の修正方法
- ベクターレイヤー
①ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変換して線をなめらかにする方法
②ベクターレイヤーのままで線をなめらかにする方法
①ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変換して線をなめらかにする方法
ベクターレイヤーを選択した状態で、マウスで右クリック。
すると、「ラスタライズ」という項目が出てきます。
ラスタライズを選択すれば、ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変換することができます。
ベクターレイヤーをラスターレイヤーに変換したので、スムージング機能が使えるようになります。
②ベクターレイヤーのままで線をなめらかにする方法
ベクターレイヤーのままでも、描いた線を後からアンチエイリアスで変えることができます。
まず、上タブの「選択範囲」から「すべてを選択」をタップ。
その後、「選択範囲」から「選択範囲にかかるベクターを選択」をタップ。
すると、写真のように線の中心にたくさんの点線が出てきます。
上の写真の状態のときに、「ベクター編集中」というツールプロパティが出てきます。(あなたのカスタマイズによってツールプロパティの場所が異なります)
そこで、右下の工具マークをタップしてください。
「サブツール詳細」の画面が出てきます。
アンチエイリアスをタップすると、アンチエイリアスの強弱を選べる項目が出てきます。
アンチエイリアス「強」にすると、線がなめらかになります。
比較してみましょう。
ベクターレイヤーのままで線をなめらかにできました。
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塗りつぶしツールのアンチエイリアスとは
ラスターレイヤーの場合、「塗りつぶし」ツールにも、アンチエイリアスが使えます。
アンチエイリアスを「無し」にすると、塗りつぶしたときの輪郭部分がギザギザになってしまいます。
逆に、「あり」にすれば、塗りつぶした輪郭がなめらかになります。
ペンツールのときと同じく、アンチエイリアスをかけ忘れて、後でギザギザになった輪郭をスムーズにしたいときは、フィルターの「スムージング」を使えば大丈夫です。
(※ちなみにベクターレイヤーでは、そもそも塗りつぶしツールが使えません)
動画でも詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
(動画で詳しく見る)
アンチエイリアスのまとめ
アンチエイリアスとは
- ギザギザな線を滑らかにする機能のこと。
アンチエイリアス無し
- 線がギザギザになる
アンチエイリアスあり
- 線がスムーズになる
- 塗りつぶしツールにもアンチエイリアスがある
ギザギザな線を後でスムーズにしたい場合
- ラスターレイヤーの場合
フィルター機能の「スムージング」を使えば、ギザギザな線をなめらかな線に変換できる。 - ベクターレイヤーの場合
フィルター機能が使えないが、「ラスタライズ」でラスターレイヤーに変換すればスムージングが使える。
また、ベクターレイヤーのままでも線をなめらかにできる。
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この記事が、あなたのデジタルイラストの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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