こんにちは、hiroです。
「不合理だからうまくいく」(著者:ダン・アリエリー)という本を読みました。
今回は、本に載っていた「タマゴ理論」というおもしろい考え方についてシェアします。
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タマゴ理論とは
以下、本の引用です。
ミックス粉から材料の一部を取り除いて、女性自身の手でそれを加えてもらえばいいじゃないか。
これが、のちに「タマゴ理論」と呼ばれるようになった考えだ。
「不合理だからうまくいく」著者:ダン・アリエリー
「誕生日にケーキを買うとき、市販のミックス粉を使うと手抜きに思われてしまう」
「店に売っているケーキを買ってそのまま出すならなおさらだ」
そんな女性たちに、心理学者でマーケティングの専門家の「アーネスト・ディヒター」が名案を思いたのです。
ミックス粉は、ケーキを作るのに使われますが、あえてミックス粉の材料の一部を取り除きます。
そして、卵や牛乳、食用油を女性自身の手で加えてもらうようにします。
そうすることで、「市販のものを出すだけ」という後ろめたさを感じずに済む、というものだそうです。
僕がタマゴ理論を利用すると…
僕は、おもしろい考え方だなと思いました。
例えば、僕はよくインスタント味噌汁を食べます。
けれど、みそ汁は塩分が高いし、栄養分が傾いています。
なので、いつも食べるときは、「こんなの食べていいのだろうか…」と思っていました。
けれど、みそ汁の中に、自分で用意した半熟卵を入れたり、ワカメを入れることで、少しでも栄養が取れるようにしました。
先ほどのタマゴ理論とは、若干方向性が違うかもしれません。
けれど、一人暮らしの僕は、手抜き料理の罪悪感は常に感じています。
「栄養のある食べ物を食べたいけど、めんどくさい」
「だから今日は、市販の惣菜や、カップ麺で済まそう」
そんな誘惑にいつも負けてしまい、食事に関して、後ろめたさを常に感じていました。
何とか罪悪感をまぎらわせようと、先ほどの味噌汁のように、ひと手間加えることで、自分を納得させていたのです。
独身の僕にとって、料理の手間は極力省きたい。
けれど、あまりに省きすぎると、後ろめたくなる。
そんな状況を脱するには、「タマゴ理論」を用いるしかない。
市販の食べ物でも、カップ麺でもいいから、「何かひと手間加えたり、1品加えてみる」というようなことをする。
そうすれば、きっと罪悪感は薄くなるだろうと思います。
でも実際、カップ麺にしろ、惣菜にしろ、一品加える食材は、結局市販のものになっているんですけどね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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