こんにちは、hiroです。
今回は、「スクワットをするときに注意してほしいこと」をシェアします。
スポーツトレーナー時代に、よく指導していた内容です。
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腸腰筋を収縮させよう
(イラスト:腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ大事な筋肉)
スクワットは足の筋トレという意味合いが強いです。
しかし、全身運動でもあります。
スクワット時に働く筋肉の数は、なんと200以上。
腹筋や背筋などの筋肉も、しっかり働いています。
ただし、正しいフォームでやった場合のみですが。
(イラスト:どの手の位置でも共通する大事なことがある)
フォームは、両手を前に出して行うやり方。
頭の後ろに手を組むやり方。
いろいろありますし、どのフォームでもいいです。
ただし、共通する大事なことがあります。
体を上下するときに、腸腰筋の力が抜けないようにすることが大切です。
股関節に手を挟むように行う
(イラスト:スクワット時に、手のひらが股関節にはさまれていくとグッド)
しゃがむ時に、股関節で手のひらを挟みます。
このとき、足の筋肉だけでなく、腹筋周りの筋肉も使っている感覚が得られればOK。
(イラスト:要するにコマネチ)
腰が丸まったスクワットだと、股関節で手を挟めません。
正しいフォームで行うと、股関節にしっかり手が挟まります。
腸腰筋が使えないデメリット
全身を鍛えられない
腰が丸まらないように注意してください。
腰が丸まると、全身に力が伝わりません。
股関節からしっかり折り、全身の筋肉に緊張感を感じる。
そうなればオッケーです。
かといって、腰をそり過ぎてもいけません。
腰痛の原因になります。
腸腰筋を意識する練習方法
イメージとしては、後ろのイスにちょこんと座るように、ゆっくりしゃがむと良いです。
実際にイスを用意して、やってみましょう。
ドスンと座るのではなく、ゆっくり慎重に座る意識でしゃがんでいくと良いでしょう。
手のひらを股関節に挟みながら、ゆっくりイスに座っていく。
そうすることで、必然的に腸腰筋を収縮させることができます。
腸腰筋が働いているかの確認方法
(イラスト:腸腰筋が働いていれば、股関節を後ろからグッと押されても、後方へ倒れることはない)
腸腰筋がしっかり使えているかを確認する方法があります。
スクワットの時のしゃがんだ姿勢。
このとき補助者に、後ろから股関節をグッと押してもらいます。
押されたときに、後ろに倒れてしまうのは、腸腰筋が使えてません。
グッと押してもしゃがんだ姿勢を維持できていると、腸腰筋が使えている証拠です。
全身運動のためのスクワットは、腸腰筋を使うことが大切。
というお話でした。
僕のスクワットのやり方と1か月続けたときの効果。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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