身もふたもない結論になりますが…,
「実践すること」が一番効果があります。
当たり前のように感じますが,
はたしてどれだけの人が,
本で学んだことを実践しているか。
僕はまったく実践できておらず,
ただ読んで終わりという場合が多いです。
知識を得るというのは,
いわば骨組みを作ること。
その骨組みに肉付けするのは,
実際に自分の頭や体を動かす必要がある。
ハウツー本や自己啓発本を読んで,
「あぁ良い本だった」
だけで終わってはもったいない。
大抵この手の本には,
ワークが書かれていることが多い。
そのワークをやれば,
実際に成果を出すことも可能です。
営業の本のワークをやったら,
本当に受注できた。
ダイエット本の運動方法を試したら,
実際に体重が落ちた。
というように,
本で書かれている知識は,
自分にとって役立つことが多いです。
将棋の羽生善治さんは,
実践して学ぶことの大切さを説いています。
一回でも実践してみると,頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。
理解度が深まることで,頭の中が整理され,アイデアが浮かびやすくなる。
新しい道も開けてくるだろう。
「決断力」羽生善治・著
「百聞は一見に如かず」は,
百回聞くよりも一回見よう,
というものです。
つまり,百冊の本を読むよりも,
1冊の本に書かれていることを,
実践してみる。
そうすることで,
より濃度の高い学びが得られるはず。
何か1冊,
これだ!という本を見つけよう。
そして,その本を何回も読み,
書いてある内容を実践してみよう。
その実践こそが,
最上級の学びになるはず。
今日の学び。
読書の効果を最大限高めるには,本に書かれている内容を実践することが必要である。
実践することで,多くの学びを肌で感じることができ,真に役立つ知識を得ることができる。
「知っている」と「知らない」とでは大違い。
「やっている」と「知っている」も大違いである。
「哲カフェ学びの達人」hiro
とはいうものの,たくさんの本を,
乱読するのも良いと思います。
たくさん読むことにより,
共通項を見出せることもあります。
原理原則を学ぶには,
乱読はおすすめです。
さぁ,今日も読書しよう。
将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ (朝日文庫)
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