こんにちは、hiroです。
僕は普段、読書中に声を出して笑うということはありません。
あったとしても、せいぜいクスッと笑う程度です。
しかし、ライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」は、思わず声を出して笑ってしまうほどの面白いシーンがたくさんありました。
この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
そこで今回は、「このすば」を読んで、声を出さずにはいられなかった爆笑エピソードをご紹介します。
※ネタバレあり
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もくじ
ライトノベル「このすば」の爆笑エピソードベスト3
第3位 ぶっころりー&そけっとの愛の茶番劇(5巻)
この素晴らしい世界に祝福を! 5 爆裂紅魔にレッツ&ゴー!! (角川スニーカー文庫)
魔王軍幹部シルビアが、紅魔の里を襲っていた時のシーン。
紅魔族たちに手を焼いていたシルビアは、一人一人仕留めていく戦法に切り替えました。
その標的となってしまったのが、そけっとという女性。
しかし、遠くにいたぶっころりーという男が、悲痛に叫びます。
「やっ、止めろシルビアーっ!頼む!その人には手を出すなっ!」
どうやらぶっころりーは、そけっとと恋愛関係にあるようです。
そけっとは、「あなただけでも逃げて」とニコッと笑いかけます。
「お願いぶっころりー。私のことは忘れて、あなただけでも幸せになって…」
そして、最後の切り札の魔法をシルビアに仕掛けると宣言しました。
シルビアもやってみろと言わんばかりに意気込み、そけっとに襲い掛かります。
しかし…。
『テレポート』
「って、逃げるんかいっ!」
僕は思わずツッコミながら笑ってしまいました。
あれだけ熱いやりとりをしていたのに。
シルビアも受けて立つ気満々だったのに。
そけっとの最後の切り札の魔法は『テレポート』で戦線離脱することだったとは。
茶番劇に肩透かしをくらったシルビアが、その後ブチ切れたのは言うまでもない話…。
第2位 コボルトに袋叩きにされるカズマ(6巻)
この素晴らしい世界に祝福を! 6 六花の王女 (角川スニーカー文庫)
王都での魔王軍との戦いの最中に、カズマが天に召されたシーン。
王都には強い冒険者たちがたくさんいるということで、負けることはないだろうと高をくくっていたカズマ。
アイリスが見守る中、「任せろ、お兄ちゃんがんばるからな」とテンションを上げていました。
アクアが、「私、なんだか嫌な予感がするの!」とフラグを立てた時点で、良からぬ事が起きることは確定的でした。
しかし、そこにカズマがさらにフラグを上塗りします。
「なーに、相手は数が頼りの雑魚ばかりだ。そろそろ、俺の本気を見せてやるさ!」
「おぉっ!」と貴族たちが目を輝かせる中、いざ、戦闘開始。
その直後。
「…どうも、お久しぶりですエリス様」
寸分狂わぬ予想通りのフラグ回収に、思わず笑ってしまいました。
カズマは殺されて、女神エリスの神殿に召されたという結末。
しかも、その死に方が、雑魚キャラの『コボルト』の群れに袋叩きにされたという…。
あまりにも情けないやられ方で、笑いが止まりませんでした。
「このすば」らしさを存分に味わえたエピソードでしたね。
第1位 日記調でつづられる魔王軍幹部セレナの悲惨な日々(15巻)
この素晴らしい世界に祝福を! 15 邪教シンドローム【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
これほどまでに敵キャラに同情したシーンはあっただろうか…。
魔王軍幹部セレナの能力で操り人形になってしまったカズマ。
しかし、操られているはずなのにセレナの言うことを聞かず、ワガママ放題をしていました。
そこでセレナは、カズマの心の内を把握するために、日記を書かせます。
しかし、『○月×日』から始まる日記の内容は、セレナの悲惨な日常が書かれていました。
(イラスト:かわいそうなキャラNO.1の魔王軍幹部セレナ)
- セレナが官能小説の題材にされたり。
- 悪魔バニルに因縁をつけられ、お金を巻き上げられたり。
- 冒険者にパンツを見せてお金を借りていたり…。
カズマを操ってしまったがために起こる無慈悲な仕打ちに、同情しながらも思いっきり笑ってしまいました。
日記調につづられるセレナの悲壮感がとても面白かったです。
「このすば」を読んでいると、ストレスもネガティブな気分も吹っ飛びます。
個性豊かなキャラクターが毎回笑わせてくれますし、物語もおもしろいです。
まだ読んだことのないあなたは、ぜひ一度読んでみてください。
きっと、満足できますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
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