こんにちは、hiroです。
今回は、誉田哲也さんの小説「ジウⅢ」を読んだ感想です。
新装版-ジウIII-新世界秩序 (中公文庫 ほ 17-16)
3部作の3作目。
読めば読むほど先の展開が気になっていくという、まさに泥沼にはまっていく感覚で本作を読んでいきました。
最初から最後までソワソワしっぱなしでした。
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「ジウⅢ」の簡単なあらすじ
歌舞伎町で事件が発生。
とにかく規模がでかすぎる。
事件に振り回される警視庁。
歌舞伎町に暗躍する「NWO」という組織。
そして、最強の女「伊崎基子」。
すべてのピースが出そろい、そして埋まるとき。
ほんと、この事件どうなっちゃうの…?
心を揺さぶる要素がいっぱい
シリアス、スリル、サスペンス、アクション。
心をこれでもかと刺激してくれる今作は、まさに傑作です。
3部作の完結編ということもあり、規模が本当にでかい。
事件の全容解明も興味深かったですが、一番興味がわいたのが「ジウと伊崎基子」の決着。
2作目で初めて対峙し、その時はジウに軍配があがっていましたが、今作ではどうなるのかがハラハラしました。
完結…していない
「ジウ」は3部作ですが、物語の展開としてまだ終わりではないようです。
黒幕のミヤジという男が死に際に放ったことば。
「どうやらお別れの時が来たようです。ただ、これだけは、言っておきますよ。ミヤジタダオは決してこの私一人ではないのだということを」
つまり、今回の事件を解決しても、必ずまた事件は起こることを示唆しています。
実際、ジウシリーズは3部作ですが、「歌舞伎町セブン」などもジウシリーズに組み込まれています。
ということは、まだまだこの世界観を味わうことができるということですね。
早速、次回作も読んでみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
新装版-ジウIII-新世界秩序 (中公文庫 ほ 17-16)
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