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佐藤青南・作「ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻」この切ない物語が自分に降りかかって来たら、あなたはどうする?

こんにちは,hiroです。

今回は、佐藤青南さんの小説「ストレンジ・シチュエーション」を読んだネタバレ感想を書きます。

自ら命を絶った警察官の切ない物語に心打たれました。

 

ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

簡単なあらすじ

行動心理捜査官・楯岡絵麻は自供率100%を誇る美人刑事。

今回のお話は、心優しい警察官が罪を犯してしまい、翌日に拳銃で自らの命を絶ってしまう。

なぜ、真面目で気弱な警察官が犯罪に手を染めたのか。

事件を突き詰めていくと、そこには身の毛もよだつ真相が浮かび上がった。

ホント、切ない…

今回は、先の展開がなかなか読めませんでした。

物語に登場する男性と少女がいます。

その2人に秘密があり、僕はその秘密を知ると切なくなりました。

 

どうしてこうも理不尽なことが起きてしまうのか。

本小説を読んで、僕の中で、ただ思うだけの正義感がわいてきました。

あなたが当事者だったら…

起こして良い事件などあるのか。

どんな事情であれ、罪を犯すのは良くない。

確かにそうかもしれません。

 

けれど、自分を守るために、家族を守るために、大切な人を守るために、手を染めざるを得ない状況に自分が置かれたら、果たしてどうするだろうか。

そんなことを考えながら、結末を見届けました。

個人的には、終わり方はスッキリしたので、良かったです。

問われる自分の忠義

この小説では、少女を守ろうとする男性の苦悩が描かれています。

まっとうな方法で少女を助けられるが、別の災いが少女に降りかかる可能性が高い。

最悪の事態が起こり得る可能性があるということで、犯人は罪を犯してしまう。

 

とっても複雑。

何をどうしたら、いいのか。

複雑に絡み合った状況で、自分が持つ信念を貫けるか。

この小説を読んで、自分が何に忠義を尽くすのかを考えるきっかけとなったと思います。

 

何はともあれ、このミステリー小説は、とても面白かったです。

「もし自分だったらどうする…」

そう考えながら読んでみるといいかもしれませんね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2周目読了(2020.6)

やはり、切ない気分、やりきれない気分になりました。

血のつながりはないけれど、必死に少女を守る男性に同情してしまいます。

 

一番悪いのは、もちろん罪を犯した人間。

ですが、その罪を犯した人間にも、そこまでに至る背景が確かにある。

しかも、誰かを守ろうとして罪を犯してしまうのは、考えさせられるものがあります。

 

この物語では、血はつながっていなくても、少女を脅威から守ろうとする兄。

その兄と妹を守りたい一心で、罪を犯す警察官。

そして、その警察官の自死。

 

小説では描かれていませんが、事が全て終わった後の兄妹の動向が気になるところ。

そこには、どんな物語が展開されるのか。

考えてみたいと思います。

 

ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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