こんにちは、hiroです。
僕は、2017年9月に「うつ病」になりました。
そして、その1年後、「躁うつ病」に変わりました。
今回は、病気になりながらも「なんとか復活したい」という思いを込めた「石」のお話です。
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自分だけのパワーストーン
「自分はダメ人間だ」
「どうしてこうなったんだろう…」
うつ病のころ、自分では歯止めが効かないほど、ネガティブ思考になっていました。
「これではいけない」
そう思い、考えるのを忘れるほど没頭できる「何か」がないかと考えました。
そこで見つけた作業が、「石磨き」。
河原で拾ってきた石を、ただひたすら磨く。
最終的には、つるつるで肌触りの良い意志に仕上げることにしました。
そして完成したのがこちらの石たち。
ひとつの石を磨くのに、2時間以上かかりました。
磨いている間、ネガティブ思考もどこかへ飛んでいき、無心になることができました。
完成したら、ものすごい達成感を味わうことができました。
つるつるになった石を触ると、まるで心もつるつるになった感じ。
長時間の作業は疲れましたが、久しぶりに「心地いい疲労感」で満たされた気分になりました。
磨いた石に、顔まで書いてしまう愛着ぶり。
部屋に飾って毎日眺めると、不思議と心が落ち着きます。
つい先日、久しぶりに石たちをじっくり触ってみました。
すると、不思議な感覚を得たのです。
石なので、触った瞬間にひんやりします。
それと同時に、石から自分の手を通じてパワーがすーっと流れる感じがしたのです。
なんだか信じがたいですが、僕はそう感じました。
当時、病気になりながらも、「なんとかしたい」、「幸せになりたい」と強く思っていました。
そのときの意思が、石に伝わったのかもしれません。
「魂を込める」とは、まさにこのこと。
石に僕の「生きたい」という活力が宿ったのかもしれませんね。
なんだかオカルト的な話になってしまいました。
けして「パワーストーンで力はもらえるよ」ということを言いたいのではありません。
- 「人工の物でも、そこに込めた思いがあると、その物は自分にとって大きな意味を持ち、価値のある物になる」
僕はこれからもあの時磨いた石を眺め続け、触り続けたいと思います。
そうすることで、当時の苦しい体験、這い上がろうとする意思を思い返すことができ、今を生きる自分を叱咤激励することができるからです。
僕にとって、この石たちは意味のある宝物です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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