こんにちは、hiroです。
今回は、思考を巡らすことの大切さについて考えます。
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方法を知るよりまず考えよ
方法だけを聞きかじって、それだけを真似して使おうとしても、砂の上に建物を建てるようなものだ。
ナポレオン・ヒル著「成功哲学」
成功の方法を知ることは、悪いことではありません。
大切なのは、その方法がなぜ成功するものなのかを考えることだと思います。
「人間は考える生き物」と言われます。
逆に考えもせず、受け売りの方法だけを実践しても、何か問題が起こったとき、うまく対処できない可能性があります。
物事の基礎、核心を知っていれば、自分が今何をすべきかが明確にわかるのではなかろうか。
だからこそ、方法論だけでなく、「なぜそうなるのか」を考えていかなくてはなりません。
そして、それを繰り返すことが大切です。
実践、反省、疑問、回答。
行動と思考を高速回転で回すことで、成功の法則というものがわかってくるはず。
ある種、PDCAサイクルに似ています。
計画を立て、実行するだけでは何かを成し遂げることは難しいと思います。
大切なのは、成し遂げた後。
その物事に対して、自分がどう反省し、次に生かしていくか。
それを自覚できれば、次に行うべき行動がわかり、成功への道が開かれるのだと感じます。
例えば、僕の高校時代。
受験担当の先生からこんなことを言われました。
「テストは答え合わせして終わりじゃないぞ。なぜ間違えたのかをしっかり復習すること」
数学の問題を間違えたら、どこでつまずいたかを知る。
国語の読解問題は、なぜこの答えになるのか、文章をもう一度読んでみる。
まさに先生の言った通りでした。
僕は、しっかり復習したおかげで、特に国語の読解力がメキメキと向上しました。
それこそ、自覚できるほどです。
復習はめんどくさいですが、しっかり行うことで、かなり力になります。
予習より復習のほうが大事と思っています。
僕は数学が苦手でした。
公式を覚えるにも、なぜこのような式になるのかを考えるよりも、公式自体を丸暗記してしまうからです。
考える前に暗記できるとは何だか聞こえがいいですが、数学にとっては致命的な弱点になります。
実際、公式を当てはめればいいだけの問題は、スイスイ解けました。
ですが、応用問題はサッパリわかりませんでした。
このように、方法だけ知っていても何も役に立ちません。
大切なのは、「なぜ、そうなるのか」を知ること。
そして、知ったらまた実践してみること。
この繰り返しで、力はついていくと感じます。
では、どうしたら思考力が高まるのか。
それは常に「なぜ」という問いを発していくこと。
ナポレオン・ヒル著「成功哲学」
日常なのかで、「なぜこうなっているのか」を考えるクセをつけようということですね。
例えば。
なぜ彼女にフラれたのか。
なぜ、仕事でうまくいかないのか。
なぜ、お金がないのか。
日常で起こっている物事に対して、「なぜ」という思考で過ごしていくと、答えが見つかってきます。
そして、得た答えをまた実践してみる。
そして、結果について「なぜ」を発してみる。
この繰り返しで少しずつ、自分が求めている結果に近づいていけるのではなかろうか。
もちろん、最初は考えること自体できないかもしれません。
ですが、結局は慣れです。
「なぜ」というアンテナを常に立てることを意識すれば、それができるようになるものです。
行動→結果→思考→行動→結果→思考。
この繰り返しが、人生の成功をつかむ一つのきっかけを与えてくれるはず。
だからこそ、僕は日常の「実践的哲学者」になろうと思う次第。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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