こんにちは、hiroです。
アマゾンプライムビデオで観た、「ウォーキングデッド(シーズン4)」を観た感想を書きます。
※ネタバレあり
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ウォーキングデッド(シーズン4)のあらすじ
総督との戦いに勝利したリック達は、刑務所で安定した暮らしを実現しつつあった。
しかし、フェンスの向こうのウォーカーの脅威は、依然そのまま。
そして、ウォーカーだけでなく、新たな猛威が刑務所の住人に襲い掛かる。
荒廃した世界でこれは…
何とインフルエンザが流行するという最悪の事態になってしまった…。
医療物資がないため、一度病気にかかったら、吐血するまで苦しんでしまう。
そして最終的に、インフルエンザによって多くの人が犠牲になる…。
ただでさえ、生きることに必死な世界。
外部も内部も危険だらけなのは、さすがに神経すり減ってしまうと思います。
ハーシェルの決意
ハーシェルはシーズン3で、精神崩壊していたリックを支えていました。
今回も、インフルエンザにかかった人たちを、自分が伝染する危険があるにもかかわらず、必死に看病していた姿が胸打たれました。
あらためて、ハーシェルという男性の偉大さが見て取れます。
そんなハーシェルがまさか殺されてしまうとは…非情です。
総督の心
刑務所の襲撃に失敗し、中藻にも愛想をつかされた総督。
ふらりふらりと放浪して付いた場所で、新たな出会いをします。
その出会いがきっかけで、放心状態だった総督が少しずつ元気になっていきます。
そこまではよかった。
出会った女性とその娘を大事にしていた総督は、普通の男性でした。
ですが、もっと安全な場所に女性たちをかくまってやりたいという強い思いから、刑務所を再度襲撃するという決定には、少し狂気を感じました。
何が善で、何が悪か。
色々考えさせられる場面が多かったです。
姉妹の物語
総督の襲撃でハーシェルが殺され、戦いの火ぶたがきられます。
けれど、突然の強襲だったので、リック達は何も準備しておらず、多くの犠牲を出してしまいます。
シーズン4の後半は、何とか逃げ延びた各々の物語が進んでいきます。
その中で印象的だったのが、キャロル、タイリース、リジー、ミカの4人の物語。
リジー(姉)とミカ(妹)は姉妹で、刑務所の襲撃からリックの赤ちゃんを救い出していました。
しかし、リジーに問題がありました。
他の人たちと違い、リジーはウォーカーに対する考え方が違いました。
普通は、ウォーカーを人間の脅威ととらえます。
けれどリジーは、それは違うと言い、ウォーカーにエサを与える始末。
キャロルやタイリースの大人の言うことさえ、通じません。
そしてなんと、妹のミカを手にかけるという…。
このシーンは衝撃でした。
悲しみに暮れるキャロルは、リジーはこの世界では生きていけないと悟ります。
そして、何も知らないリジーが背を向けたときに、キャロルが銃で撃ちます。
このときのキャロルの表情、気持ちを察すると、本当にいたたまれない。
はたして、これが正解だったのか…。
ここでも考えさせられました。
奥が深くなっていくドラマ
シーズン4は、色々と考えさせられる場面が多かったです。
やっと穏やかな生活ができ始めてきたのに、それがゼロからではなく、マイナスから再スタートしなければならない徒労感。
観ている方も、心が沈んでしまうくらい奥が深かったです。
さて、シーズン5ではどんな物語が待っているのか。
楽しみです。
まだ観たことのないあなたは、アマゾンプライムビデオやDVDなどで、ぜひ一度ご覧ください。
きっとハマりますよ。
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