- ベンチプレスでサムレスグリップはやっていいの?
- サムレスグリップに変わるおすすめの握り方は?
今回はこの質問に僕の所見でお答えします。
僕は1年2か月でベンチプレスのMAX重量を75㎏から120㎏に上げることができました。
結論から言うと、サムレスグリップでトレーニングしなくても、トレーニング内容がしっかりしてれば、120㎏くらいなら確実に到達できます。
※この記事の最後に「僕がMAX75㎏から120㎏に更新できたオリジナルトレーニング」を特別に無料公開しています。有料級なので、かなり価値があります。ぜひご覧ください。
スポンサーリンク
ベンチプレスでのサムレスグリップは断固反対
僕は、ベンチプレスでのサムレスグリップには反対派です。
実際に自分でやったことがありますが、危険性を考えると、やはり普通に握ったほうがいい。
サムレスグリップのほうがやりやすいという問題ではありません。
不意のケガのリスクが高いことが問題です。
不意と不注意はちがう
サムレスグリップは、「不意」のケガのリスクが高まります。
「不意」と「不注意」は違います。
- 「不意の出来事」というように、思いがけず起こるのが「不意」。
- 一方、「不注意」は注意が足りないことです。
(写真:親指はバーに巻くべき)
ベンチプレスでのサムレスグリップは、注意していても、何かの拍子にバーを落下させてしまう危険性があります。
「どれだけ注意していても」です。
「手を滑らせないようにする」という意識を強く持っていても、不意の出来事には太刀打ちできません。
僕が反対する最大の理由は、ケガのリスクどころか、命に関わる問題だからです。
「大げさだよ」とか「練習が足りないからだよ」と言われても僕はいい。
なぜなら、効率よく大胸筋に効かすよりも、ケガのリスクを最小限にするほうを選択するから。
効率よく大胸筋を育てるなら、しっかり筋肥大できるようなトレーニングメニューを作ったり、フォームを固めるほうに注力します。
安全第一。これに尽きます。


ベンチプレスにおけるサムレスグリップのメリット
サムレスグリップのメリットは、大胸筋に効かせやすくなることです。
親指を巻き込む握り方だと余計な握力を使ってしまい、末端の筋肉の働きが強くなってしまいます。
すると、一番鍛えたい大胸筋への刺激が弱くなりかねません。
それを回避するという意味では、サムレスグリップはやはり効率的。
僕も実際、軽い重量でやってみて、大胸筋への意識が強く持てるのは確かでした。
けれど、僕はあくまで反対します。
やっぱりケガが怖いから。
ベンチプレスのサムレスグリップをハの字に
僕が推奨する握り方は、「ハの字」。
この握り方でも大胸筋を十分意識できます。
何よりも、ケガのリスクを最小限にできる握り方だと思っています。
バーの落下だけでなく、手首のケガを防ぐこともできます。


(写真:バーを垂直に握る状態)
僕は昔、バーに対して垂直に握っていました。
しかしこの握り方では、かなり握力を使ってバーをギュッと握ってしまいました。
(写真:バーを垂直に握ると手首が反りやすくなる)
けれど、ハの字に変えてから、握力を過剰に使うこともなくなり、手首の窮屈さもなくなりました。
(写真:ハの字なら手首が反らない)
さらに、手首や腕などの末端への意識が弱まり、大胸筋をより意識できるようになりました。
したがって、高重量を扱っても問題ありませんでした。
実際、僕はこの握り方でMAX120㎏まで到達しました。
1年2か月で75㎏から120㎏までMAXを更新できたことを考えると、120㎏くらいならハの字のグリップで十分と言えます。
あくまでケガのリスクを最小限にして、トレーニングする。
筋トレだけなく、すべてのスポーツに言えることだと思います。
家トレ、始めませんか?
僕が短期間でMAX120㎏まで到達できた一つの要因は、「家トレ」にあります。
8畳の部屋で100㎏のベンチプレスをガンガン挙げていました。
ジムだと周りに気を遣わなくてはいけないので、地味にストレスが溜まりますよね。
家だと、自分の好きな時にできますし、たっぷり時間が使えます。
家トレ用の器具を一式そろえたいなら、有名なメーカーの
コンパクトなベンチ台や、160㎝のシャフトもあるので、省スペースでトレーニングできますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
完全無料公開!読まなきゃ損です。


スポンサーリンク