「本気の育毛日記」2周年!真実を伝えます

【うつ病の初期症状】体の不調が先か,意欲がなくなるのが先か。

こんにちは、hiroです。

今回は、「うつ病初期の症状」についてお話しします。

僕にどんな症状が起きたかを具体的にご紹介。

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

うつ病の症状初期

僕に起きた症状

声が出ない

 

特にノドの調子がおかしいわけではありませんでした。

けれど声を出そうと思っても出ない。

 

普通に声を出そうとすると、人に聞こえないレベルの大きさになる。

声を絞り出さなければ、伝わりませんでした。

 

むりやり大きな声を出そうとしてみる。

すると、体がそれを押さえつけるように阻止する。

 

僕の場合、突然声が出なくなったというよりも、日がたつにつれて、徐々に声がしぼんでいくような感じだった。

最初はカゼかなと勘違いするほどだった。

 

激しい肩こり

 

何もしていなくても、とにかく肩がこった。

肩を触ってみると、まるで岩のように硬くなっていた。

 

何度も肩をもみ、首をまわしても、凝り固まった肩をほぐすことができなかった。

「痛い」と思うほど、肩をこったのは初めての経験だった。

 

常に吐き気

 

常にノドに異物感がある状態。

油断すると、「おえっ」と出てきそうな感覚だった。

 

ストレスを浴びると吐き気が起きることがあるそうだ。

「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」という病気があるらしい。

これは、心身にストレスがかかることでなるそうだ。

 

つまり、僕はストレスがかかりすぎて吐き気が起こったことがわかった。

 

舌痛症

 

舌の両側面に、口内炎みたいなできものができた。

これがもう、とにかく痛い。

 

食べても痛い。

飲んでも痛い。

しゃべっても痛い。

 

どうあがいても、舌の痛みから逃れられませんでした。

ストレスや、精神的不安によってなることがあるらしい。

 

最初はただの口内炎かなと思った。

しかし、あまりに痛かったので、これはいつもと違うと思った。

そこでいろいろ調べた結果、舌痛症だと判断した。

 

とにかくだるい

 

何をするにしてもやる気が起きない。

最初の一歩が踏み出せなくなった。

気づいたらイスに長時間座っていたときもあった。

 

体に見えない重りがのしかかったような感覚。

動きがゆっくりとなり、何をするにしても時間がかかるようになった。

 

どこがダルいかと聞かれれば、「とにかくダルい」としか答えられなかった。

何かにとりつかれたのかと思うくらい、体に何かが重くのしかかっている。

そんな感覚だった。

 

すぐ疲れる

 

何をしても、すぐに疲れることが多くなった。

いつもと同じ作業をしても、ドッと疲れがわき出てくる。

一気に何十年か年をとってしまったかのように、体力の落ちを感じた。

 

特に筋肉疲労が大きかった。

重たいものを持つと、腕がプルプルふるえた。

しだいに重たい荷物が持てなくなり、筋肉がきしむように痛くなった。

 

疲れを感じることが多いので、活動量が減った。

とにかく動かず、じっとしている日が多くなっていった。

 

食欲がない

 

食べたくないというよりも、食べるという行為を忘れてしまったような感覚。

吐き気もあるので、食欲もない。

 

僕の場合、お腹はすいたと思うのだが、その後の「何かを手にとって食べる」という行為が、脳内から消されていた。

目の前に食べ物があるのに、まったく手をつけられないのだ。

 

とても不思議な感覚だった。

なので、食欲がないというのは、食べられないではなく、食べるという行為が自分の中に存在しなくなっていると言ったほうが合う。

 

やる気が出ない

 

だるさ、疲れやすさも影響し、何もする気が起きなくなる。

世間では、これを怠けや、甘えと認識されることもある。

しかしそれは違う。

 

行動の源であるやる気が体の中に出てこないのだ。

車だってエンジンがなければ動けない。

それと同じで、人間も、動こうとする意欲がなければ動かない。

 

うつ病初期は、やる気が体の中から枯渇する。

この症状に立ち向かえといわれても、そもそも動力源がないのだから、無理な話なのである。

 

寝れない

 

僕は完全に良質な睡眠を失った。

まず、寝付きが悪い。

ベッドに入っても、いつまでたっても寝れない。

肉体疲労はあっても、脳みそが覚醒しているような感じがして目が冴える。

 

やっと寝れたと思っても、1時間後には目が覚める。

夢もよく見るようになり、眠りが浅くなっているとうかがえる。

 

うつ病になると、睡眠薬が処方される。

睡眠薬がなければ寝られない。

寝れないと、生活のリズムが崩れる。

 

夜型の生活に変わってしまった。

生活のリズムが崩れると、体のすべてのリズムが狂う。

治療にも影響が出る。

睡眠はうつを治すにはとても大事。

 

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1度目のうつ病の初期症状

 

実は、2度のうつ病のうち、1度目と2度目では、初期症状が違った。

1度目のときは、まず声が出なくなった。

そして意欲が低下し、動けなくなった。

同時に食欲もなくなり、体重がすごく落ちた。

 

周りの人から、ほおがこけてるよと言われたこともあった。

1度目のうつは、体の不調より、行動の制限のほうが大きかった気がする。

 

何をするにおいても意欲がわかず、このまま消えてしまいたいとも思った。

典型的なうつの症状だったと思う。

 

2度目のうつ病の初期症状

 

2度目は一度目と違い、体の不調が先に来た。

肩こりと吐き気を生じ、胃も痛くなった。

そして舌痛症になり、寝れなくなった。

 

このときはまだ、意欲はあった。

食欲もあった。

なので、舌痛症で痛みを感じながらも、なんとか栄養をとろうとしていた。

 

しだいに体に力が入らなくなり、すぐに疲れてしまうようになった。

このときに「うつが再発した」と確信した。

 

すぐに病院に行き、薬を処方してもらった。

同時に会社を休職し、とりあえず2週間休むことになった。

 

時間がたつにつれて、体の不調が治っていった。

しかし、同時に意欲の喪失が始まった。

何もやる気が起きなくなり、ベッドに伏せる日々となった。

2度目のうつ病は、最初に体の不調を感じ、それが治ったら次に行動の制限が起きた。

 

うつの初期症状は色々ある

 

僕の場合でもわかるように、うつ病の初期症状には、いろんなパターンがある。

一般的にいわれている意欲が無くなる、食欲がなくなるなども当然おきてくる。

 

しかし、人によって症状の大きさが異なったり、まったく予想していない不調が起きることもある。

 

僕自身も、最初はカゼかなと思ったことがある。

けれど時間がたつにつれ、これはカゼではないと感じるようになった。

 

しかしそのときにはもう手遅れだった。

うつ病の初期症状を完全に抑えきることは難しいと思う。

だからこそ、異変を感じたらすぐに心療内科などの専門機関に行くべきだと感じた。

 

カゼは自然に治るが、うつ病はそうはいかない。

しっかり治療しなければ悪くなるばかり。

 

あなたももし、体に今までにない不調を感じたら、精神的なストレスを疑ってみてください。

そしてひどくなる前に、一度病院へカウンセリングを受けに行くことをおすすめします。

すぐに病院で診断を。

 

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