こんにちは。
「哲カフェ学びの達人」hiroです。
先日仕事で,
イベントがありました。
僕はそのイベント内の,
プレゼンを担当しました。
来られた方々に会社の紹介などを,
パワーポイントを使ってプレゼンする担当です。
今回,プレゼンを行うなかで,
痛感したことがあります。
それは,
事前の準備がいかに大切かということ。
「成功は準備が9割」といってもいいくらい,
準備や練習が大切だということを痛感しました。
かれこれ,イベントの3ヵ月前くらいから,
パワーポイントでどのようなプレゼンをするか,
という構想を練り始めました。
そしてスライドを完成させたら,プレゼン練習。
つまり,しゃべる練習を行いました。
僕はこのしゃべるのがものすごく苦手。
だから,「これでもか!」
というくらい練習に練習を重ねました。
でないと,本番で絶対に噛んだり,
言葉に詰まる自信がありました。
だからこそ,
滑らかにプレゼンができるように,
何回も何回も練習しました。
そのかいあってか,イベント本番では,
堂々としゃべることができたと思います。
僕のプレゼンを聴いていた会社の先輩に,
「プレゼン上手じゃん」
と言われて,とてもホッとしました。
しかしながら,
事前にしっかり練習したからできたのです。
もし,練習しないで本番を迎えていたら,
結果は全然違っていたと思います。
絶対に,
失敗していたという確信があります。
特にプレゼンの場合は,
「自分の言いたいことが言葉にできない」
ということがしばしば起こります。
だから練習の段階で,
何を言いたいのかをしっかり明らかにして,
それを言語化する必要があると思います。
あとは,
抑揚をつける必要もあります。
ただ原稿を棒読みするだけでは,
聴衆も飽きてしまいます。
なので,プレゼンの中で,
強調したいところを声を大きくしたり,
身振り手振りを使ったり,
聴衆を笑わせたり,
和ませたり,
などのアプローチが必要になります。
これらは全部,
プレゼンする内容を,
自分が全部把握していることが大切です。
始めから終わりまでを熟知しているから,
発表の仕方を工夫できるのだと思います。
だからまずは,
内容を熟知するために,
何度も発表の練習をすることが大切です。
ちなみに僕は,
原稿は作りません。
パワーポイントでスライドを作っているときに,
ブツブツつぶやきながら作っているので,
原稿を作らなくても,
言いたいことが頭に入るのです。
逆に原稿を作ってしまうと,
原稿どおりに言おうとして,
ド忘れしてしまうことがあります。
だから極力,
パワーポイントでスライドを作っている最中に,
何を言おうかを同時に考えているのです。
こうして周到な準備と練習を繰り返し,
ようやく本番を迎えることができます。
本番は最初はガチガチに緊張して,
口が回らないこともありますが。
それは経験の問題。
場数を踏めば,堂々と自然体でプレゼンできます。
もし場数を踏んでもプレゼンに不安が残る場合は,
それは練習不足が挙げられます。
不安であれば,とことん練習して,
内容を熟知すると良いと思います。
あと僕は,
笑顔の練習もしました。
プレゼンをしているときに,
同僚に映像を撮ってもらってたのですが,
それを見たとき,
あまりの自分の無表情さに驚きました。
これではいくら内容が良くても,
イベントに来ている聴衆には全く響きません。
だからこそ,
基本は口角を上げて話すことが大切です。
でも僕は,笑顔を作るのが苦手で,
鏡で笑顔の練習をしていても,
どうしても笑顔ではなく,
しかめっ面になってしまいました(笑)
でも本番に,目をカっと開いて,
口角を上げることによって,
プレゼンに明るさを出せたと思います。
あと,何回も本番を繰り返していくうちに,
わかったことがあります。
それは,回数を重ねるうちに,
自然とアドリブを入れられるようになったこと。
ただこれは,
基本がしっかりできているから,
アドリブを入れることができたと思います。
つまり,事前の練習で,
プレゼン内容を熟知されているからこそ,
本番で幅を利かすことができたのです。
練習なしで,
いきなりアドリブでしゃべるなんてことは,
プロ講師でない限り,まずできません。
アドリブを入れられるということは,
プレゼンに慣れてきた証拠だと思います。
アドリブを入れられるようになると,
プレゼンに自信もついてきます。
あと,パワーポイントの1枚のスライドの内容を,
様々な角度で表現することができるようになりました。
つまり,一つの内容に対して,
たくさんの言い回しができるようになったのです。
最初は自分の中で決めたセリフを,
一言一句,忠実に再現していました。
しかし場数を踏んでいくと,
「結論は変えずに,表現の仕方を変える」
ということができるようになります。
「言いたいことが言語化できない」
ということに悩んでいた僕。
ですが今では,
言いたいことを「多彩な言葉」で,
表現できるようになりました。
これもひとえに,
事前にしっかり「準備」をし,言葉がつまらないようにたくさん「練習」をし,本番という「場数」を幾度となく踏んだことによるものだと思います。
何事も,準備が9割。
あとは場数をふんで,腕を磨いていくのみ。
今日の学び。
プレゼンに限らず,何事にも周到な準備が大切である。
準備次第で,自分が成功するか失敗するかが決まるといっても過言ではない。
自身のなさや不安の表れは準備不足,練習不足によるものがある。
準備ができれば,後はどれだけ場数を踏むか。
場数を踏む中で,対象の技術が磨かれ,深みが出てくる。
それが自分にしかできない,オンリーワンの技術となっていくのではなかろうか。
「哲カフェ学びの達人」hiro
「何事も,準備が大事」
僕はこのことを,
スティーブ・ジョブズのプレゼンから学びました。
ジョブズはプレゼンがうまいと言われます。
新製品発表のプレゼンは聴衆を感動させ,
購買意欲を上げるほど,魅力的な発表です。
ですが,ジョブズのプレゼンは,
じつに用意周到なものだそうです。
何回も練習を繰り返し,
自分の体に落とし込んでいく姿は,
非常に参考になります。
やはり,準備が大事。
良い準備をするためにも,
「ジョブズのプレゼンの仕方を勉強する」
これ,かなり有効です。
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