「本気の育毛日記」2周年!真実を伝えます

なぜ僕は双極性障害(躁うつ病)の診断が発症1年後になされたのか?

こんにちは、hiroです。

僕はうつ病と診断されて約1年後に「双極性障害」と診断されました。

双極性障害は、いわゆる躁うつ病のことです。

そして、うつ病と躁うつ病は、症状や治療法が根本的に違います

なぜ僕は、うつ病と診断されてから1年後に、躁うつ病と診断が変わったのでしょうか?

そもそも、はじめから、躁うつ病と診断できなかったのだろうか?

そこで今回は、「躁うつ病について学んだことを」シェアしていきます。

躁うつ病の可能性

躁うつ病の症状

症状には、うつ病と同じように、抑うつ状態になることがあります。

抑うつ状態には、意欲がわかない、体の調子が悪いなどがあります。

しかし、うつ病と決定的に異なるのは、躁状態が存在するということ。

躁状態とは、気分がハイになるように、調子がすこぶる良い状態のことです。

なぜ僕の診断が遅れたか

僕は、まずうつ病と診断されました。

そして1年後に、双極性障害に診断が変わりました。

なぜ変わったのか。

それは、医師の診察の中でのやりとりが曖昧だったからです。

医師

調子はどうですか?
今週は調子が良かったです。

医師

体の不調はありますか?
いつもは頭が痛いのですが、最近は、頭痛がなくなりました。

一見、具体的に医師の質問に答えているように感じると思います。

しかしこれでもまだ曖昧だったのです。

医師

調子はどうですか?
今週は、健康状態が100%を超えるほど調子が良かったです。

というように、どれくらい調子が良いのかを明確に伝えていませんでした。

診察の回数が増えるごとに、自分の体調がしっかり把握できてきました。

そして1年後にようやく、こと細かに症状や状態を伝えることができるようになったのです。

つまり、診断が遅れたのは、情報不足だったといえるでしょう。

躁状態を体調が良いと勘違い

うつ病のころは、体調の良い日が少ないのが現実。

そこで少しでも体調が良い日が出ると、僕は嬉しくなりました。

回復しているという事実が、安心できたのです。

しかし、体調が良いというのは、躁状態の可能性もあります。

おそらくですが、僕は躁状態だったのを体調が良いと勘違いしていたかもしれません。

躁状態は気づきにくい

医師に確認したところ、最初はうつ病だったのに、回復過程で躁うつ病の症状が出ることもあるようです。

回復過程で調子が良すぎることは、いいことに感じるかもしれません。

けれどじつは、さまざまな弊害があるようです。

うつ病との治療の違い

うつ病と躁うつ病では、根本的に薬物療法の仕方が異なります。

うつ病は抗うつ薬を飲みますが、躁うつ病では、うつ病の時に飲んでいた抗うつ薬は飲みません。

躁うつ病なのに、うつ病と同じ抗うつ薬を飲んでしまうと、気分を余計に上げてしまったり、調子の良し悪しのサイクルが急速に変化していくこともあるようです。

その結果、経過が複雑化するリスクがあります。

早期発見のために

診察の時に、具体的に自分の体調を表せるようにすることが大切だと思います。

そのために、毎日、自分の体調をチェックする時間を設けたり、メモをとったりなど、症状を明確化しておく必要があります。

僕の場合、動画で自分の体調を振り返っています。

動画に残すことで、文字だけでは伝わらない、顔の表情やテンションの高さを測ることができます。

そして、動画でわかったこと、感じたことを正確に医師に伝えるようにしています。

長引かせないために

うつ病を1年以上長引いている原因のひとつが、「病名が違い,治療法が合っていなかった」ことが挙げられます。

治療方法が根本的に違うので、これでは治るものも治りません。

長引かせないためには、どうしたらよいか。

自分の体調を事細かく把握し、それを医師に正確に伝えることが大切です。

僕がそれができたのは、1年経ってからでした。

それまでは、曖昧で漠然とした伝え方でした。

これではいくら医師でも、正確な診断はできなせん。

そうならないように、自分の体調をしっかり把握しようと思う次第。

 

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