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【ガリレオシリーズ】東野圭吾・作「容疑者xの献身」は,小説,邦画ともに名作間違いなしの一級品。

こんにちは,hiroです。

今回は,東野圭吾さんの小説「容疑者xの献身」を読んだ感想を書きます。

 

容疑者Xの献身 (文春文庫)

 

この作品のラストのアリバイが明らかになる瞬間,僕は鳥肌が立ちました。

また,登場人物に感情移入してしまうほど,心が揺さぶられる良作です。

あらすじ

天才数学者の石神は,アパートの隣に住む女性に恋をしていた。

そんな女性,靖子(やすこ)は,ある日,部屋で元亭主を殺害してしまう。

そのことを知った石神は,靖子を守るべく,完全犯罪を企てる。

 

一方,シリーズおなじみの物理学者,湯川学

皮肉にも,湯川は石神の旧友であった。

湯川は石神の完全犯罪の謎を解くこととなる。

 

石神と湯川。

どちらも天才学者。

はたして,完全犯罪は破られるのか。

ーーーーーーー

今回は,極力ネタバレ要素を伏せて感想を書きます。

みんなにこの作品に触れてほしいし,物語に先入観なしに没入してほしいから。

 

僕の文章力で,どこまでこの作品の良さが語れるかはわかりません。

けれど,こんなにシェアしたいと思った作品は久しぶりです。

少しでもこの記事を読んでくれたあなたに作品に興味をもってくださるよう,全力で書きたいです。

よろしくお願いします。

あ,無意識にネタバレしてたらごめんなさい。

感想

石神の靖子に対する想い

石神は,寡黙で無愛想。

そんな彼が,アパートの隣の住人の靖子に恋をする。

はたしてこの恋は実るのか。

そんな視点も見どころの一つだと思います。

 

好きな人が犯した罪を,持ち前の数学的分析力でなかったことにしようとする石神。

もちろん,石神のしたことは許されません。

それでも石神は最後の最後まで,靖子を守ろうとする姿に胸を打たれました。

献身の意味

この作品は「容疑者xの献身」

「献身(けんしん)」の意味

自分の利益をかえりみず,尽くすこと。

自分を犠牲にしてまで,靖子を守ろうとする石神を反映した作品名だということがわかりました。

石神と湯川

どちらも天才学者であり,旧友の2人。

ハイレベルなミステリー要素に,僕は胸が高鳴りました。

僕の全く知らない世界が小説の中で繰り広げられているんです。

それを目の当たりにして興奮しないわけがない。

 

警察ですら騙された石神のトリックに挑む,湯川。

旧友ということで,難しい感情を抱きながら,謎を解き明かしていく湯川は,感情をあまり表現しない科学者というよりも,情のある人間として見受けられました。

 

湯川はしだいに事件の真相が明らかになっていくにつれ,どこかさびしげになります。

旧友であり,数少ない知見を交わせる人物である石神のことを気にかけているのです。

普段はクールな湯川学に人間味を感じた作品でした。

ラストのトリック解明の瞬間

僕は,ラストのトリックがすべて明らかになる瞬間が,強く印象に残っています。

今まで石神が企てたトリックは,ほんの序の口だったのだと思い知らされた瞬間でした。

え!?死体,犯罪…えぇーーー!?

という感じです(笑)

さすが,天才の思考,おそるべし。

 

石神の思惑通りにことが進む展開も,見ていて気持ちがいい。

ミステリー要素も楽しめる作品となっています。

人間ドラマ

僕は石神の,靖子に対する想いに心打たれました。

自分を犠牲にしてまで,この人を守りたい。

その姿が本当にかっこよかったです。

容姿とか,成り立ちとか関係なし。

人が人を想う気持ちが,こんなに美しいとは知りませんでした。

 

始終,石神に感情移入しっぱなしの僕でした。

石神は,よくないことをしているのですが,どこか応援してしまいます。

上手に人生を渡り歩くことができていない石神を見ていて,共感がわいたのかもしれません。

 

さらに,湯川の石神を想う気持ちに心打たれました。

普段冷たい印象の湯川が,今作では情にあふれています。

ミステリーとしてだけでなく,ヒューマンドラマとしても大いに楽しめます。

【ネタバレ感想】東野圭吾・作「探偵ガリレオ」はトリックがおもしろすぎる。

邦画として間違いなく名作

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小説だけでなく,映画もおすすめです。

天才物理学者の湯川は,福山雅治さん。

天才数学者の石神は,堤真一さんが演じています。

 

個人的には,堤真一さんのラストの演技がとても好きです。

石神のラストの胸中を迫真の演技で表現する姿は,圧巻でした。

数ある邦画の中でも,間違いなく名作といえる作品だったのではないか。

ガリレオのドラマと映画

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ガリレオはドラマ化と映画化されています。

人気小説をドラマ化・映画化することはよくあること。

けれどその中から,原作と同様に興奮できる作品に出会えるのは,なかなかありません。

 

「容疑者xの献身」は,まさに小説も映画もおもしろい作品。

じつは僕はまだ,ドラマのほうは見ていません。

けれど,今作がここまでおもしろかったので,DVDを借りてドラマも見てみたいと思います。

 

ふぅ…。

いつもより興奮気味で,感想を書きました。

うまく伝わったかわかりませんが,ここまで読んでくださって,ありがとうございました。

 

容疑者Xの献身 (文春文庫)

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