【ネタバレ感想】誉田哲也・作「インビジブルレイン」で姫川玲子がついに・・・!?

こんにちは、hiroです。

今回は、誉田哲也さんの小説「インビジブルレイン」を読んだ感想を書きます。

インビジブルレイン (光文社文庫)

本作は、「姫川玲子シリーズ」の4作目。

事件だけでなく、警察組織の闇を描いた作品。

さらに、ついに姫川玲子が・・・。

あらすじ


姫川班は、とあるチンピラ惨殺事件を追っていた。

その事件には、暴力団が関与した可能性がある。

あるとき、「犯人は柳井」との謎のタレコミが入る。

しかし、警視庁上層部から、柳井を追究してはならないと指示が下った。

身内の壁にぶつかりながらも真相を追究する姫川玲子。

そして迎えるラストは、切なく、胸が熱くなる。

感想(ネタバレあり)


今回の物語は、今までよりもよりいっそうシリアスだと感じました。

事件の謎はもちろん、暴力団が絡んできたり、警察上層部の圧力がかかったりなど、とにかく慌ただしい感じです。

内容が濃く、次の展開が気になってどんどんページをめくってしまいました。

牧田という男

今回のキーパーソンの一人、牧田勲

この人物は、暴力団の幹部であり、本作の事件にも関わる重要な存在です。

その牧田と姫川玲子が出会ってしまったことで、物語は大きく動き始めます。

最初、牧田は玲子に、自分は極道だと言うことを黙っていました。

玲子もカタギの人間だと思っており、牧田と会うたびに、自分の心が高鳴っているのを感じています。

この高鳴りは、恋

玲子自身、あまり認めたがらないですが、明らかに、牧田に好意を抱いています。

そして・・・車中で・・・。

二人は・・・。

そんなはずは・・・。

正直、姫川玲子のファンである僕は、ヤキモチを焼きました。

「やめてくれー!」

と思う反面、

「いいぞ牧田、その調子!」

とも思ってしまう自分がお恥ずかしい。

結局、事の最中に携帯電話が鳴り、そのまま流れます。

電話が鳴ったのが早い段階だったので、これは未遂と言うことでいいのかな?

なんだかホッとしたような、残念なような・・・。

ともかく、牧田という男が姫川玲子を抱こうとした事実は、今後の玲子にとっては、大きな出来事となります。

それにしても、牧田の玲子を口説くときのセリフ、かっこよかったなぁ。

「お前が欲しい」

一度でいいから言ってみたい。

警察組織の闇

本作では、警察組織の闇も描かれています。

せっかく犯人がわかっても、上層部に「これ以上追及するな」と指示を受けます。

あまりにも理不尽な上層部のふるまいに、玲子は独断で捜査を進めてしまいます。

そしてラストでは、「捜査一課姫川班」が解体されてしまう。

組織とどう向き合うかを考えさせられました。

玲子も、池袋警察署へとばされる

事実上の,左遷。

しかし,そこで腐らないのが姫川玲子。

さすがです,姉御。

ここから、どう玲子が事件や組織と向き合っていくか。

今後の見所ですね。

本作も本当におもしろかった。

次回作も、もちろん読んでいきたいです。

インビジブルレイン (光文社文庫)

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