こんにちは、hiroです。
今回は、僕が「心が折れそうだったときに、奮い立たせてくれた傑作の本を3冊」ご紹介します。
「自分なんて,もうダメだ」
「人生つまらない」
そんなときに読み、心が大きく揺さぶられた本です。
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「きっとすべてがうまくいく」ジェームズ・アレン著
世界的ベストセラーの「原因と結果の法則」の著者であるジェームズ・アレンさんの本です。
自分自身について悩んでいる人に、僕は猛烈におすすめします。
「人は自分の考えによって作られている」
ということを、やさしい文体で語りかけてくれます。
例えば、こんな言葉に僕は感銘を受けました。
「あなたは、自分の考え方一つで、自分の人生を破壊することも、素晴らしいものに作り替えることもできます」
「きっとうまくいく」ジェームズ・アレン
自分の思考や考えを内側に築いていくと、それと同じ種類の人生が、外側に築かれる。
僕はハッとしました。
確かに、自分の内なる思いや考えが、外側に影響を与えていたことが…。
例えば、嫌いな人と接するとき。
僕は(嫌だなぁ、緊張するなぁ)と心の中で思います。
しかしそれは、心の中だけでなく、相手にも伝わっていたことがありました。
よりよい人生を歩みたいのであれば、自分の内側をプラスにしていくことが大切なんだと、この本で学びました。
「自分って何なんだろう・・・」
「うまくいかないことが多い」
というあなたに読んでほしい1冊です。
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著
おそらく、ほとんどの人がレイチェル・カーソンを知っていると思います。
僕も中学時代に、国語の授業で「沈黙の春」を読みました。
「センス・オブ・ワンダー」は、「沈黙の春」に負けないくらいの名著。
一言で言うと、すさんだ心を洗い流してくれるような本です。
そして、僕たちの忘れかけている感性を呼び戻してくれます。
「もし、あなた自身が、自然への知識をほんの少ししか持っていないと感じていたとしても、親として、たくさんのことをしてやることができます」
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン
この文章のあとにはこう続きます。
「子どもと一緒に空を見上げてみましょう。そこには夜明けやたそがれの美しさがあり、流れる雲、夜空にまたたく星があります」
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン
レイチェル・カーソンは甥のロジャーとよく森や海岸へ探検に行ったそうです。
その中で子どもは、さまざまな自然なものに感性を働かせるといっています。
親が子どもに、知識を植え付けるのではなく、自然に引き出された好奇心が、「もっと知りたい」と思うようになるそうです。
今、自分自身になにも取り柄がなくても大丈夫。
五感を働かせて、自然に触れてみることが大切なんだと学びました。
「自分は何者なんだろう」
「自分は何も持ってない」
という人たちにぜひ、読んでほしいと思います。
あと、教育的な話もあるので、子どもを持つ親御さんにぜひ、おすすめしたいです。
「自分の感受性くらい」茨木のり子・作
この本は詩集です。
僕は本屋で見つけたとき、まずタイトルに目を惹かれました。
「自分の感受性くらい」・・・その後に続く言葉は何なんだ。
興味があって、その場でパラパラとページをめくってみると・・・。
「自分の感受性くらい、自分で守れ、ばかものよ」
「自分の感受性くらい」茨木のり子
と書いてあったのです。
まるで怒られているかのような感覚。
けれど、それは確かに叱咤激励でした。
人は、環境に左右されたり、自分の境遇を不幸に思ったりします。
何かとマイナス思考になりがちな僕は、この本にお尻を「ペチンっ!」とたたかれました。
僕は迷わず購入しました。
今では、何度も同じ箇所を読んで、自分を奮い立たせています。
「自分の今に不満がある人」
「今の環境が辛い人」
におすすめです。
というか、全員にお勧めしたい本ですね。
おわりに
以上の3冊が、僕にとって心の栄養となった本です。
「自分は何者なのか」
「自分は不幸だ」
そう考えていた僕にとって、非常に心が揺さぶられました。
それぞれの本は、ページ数は少ないです。
ですが、その1冊に込められた著者の魂を存分に感じることができます。
間違いなく、「生涯で必ず持っておきたい本」にランクインするはずです。
ぜひ、あなたも読んでみてください。
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