こんにちは,hiroです。
今回は,僕がうつ病にだったころに感じたことをお話します。
当時つけていた日記があったので,それをもとに振り返ってみようと思います。
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去年の11月15日、朝9時半から心療内科へ通院。
自宅から外へ出てみると、空気がひんやりと冷たくなっていた。
確かうつ病になったのは、9月の半ば。
「まだ気温が30度あったっけ」
「季節が変わっちゃった」
そんなむなしい思いを抱きながら、車を病院へ走らせた記憶があります。
それにしても、気候に適応していないせいか、寒い。
今まで部屋にこもりっぱなしで、外出することが少なかった。
外界の様子がこんなに変わっているのに、自分の時間は止まったまま。
だからこそ、外の空気を積極的に吸うことは大事なのかもしれない。
外に出ることで、今の自分と外との隔たりを縮めることができるのではなかろうか。
外に出ると、空気の流れを感じる。
循環しているという感じ。
空気の流れに自分が乗り、まるで体内時計が動き始めるがごとく、細胞が活性化されるのがわかる。
やはり、うつになっても、いや、なったからこそ、外へ積極的に出かけるべきだと感じた。
しかし、うつ病は意欲をなくす病だ。
どうやって鬱状態の人間を外に引っ張り出せるかを考えなくてはならない。
僕はひとり暮らしだったので、買い出しに行かなくてはならなかった。
うつ病末期のころは、買い出しに行く気力すらなかったので、外に一歩も出ることはなかった。
しかし、うつ病の症状が軽い日などは、近所のスーパーに買い物に出かけた。
そこで外の空気を吸い、気分転換をした。
精神的にリラックスできていたのかは、正直わからない。
けれど外に出ることによって、確実に自分の中の何かが動き出すような感じはした。
家の中でボーッとするより、外でボーッとした方が良いのかもしれない。近くに水族館や動物園があればいいのになぁと外に出て感じた記憶がある。
実際、生き物に触れることはいいことだと思う。
僕も一度だけ、うつ病の時に、水族館に行ったことがある。
そこでいろんな魚を見て、かなり癒やされた気がする。
気持ちよく泳ぐ魚を夢中で目で追いかけていた。
そのときは、自分がうつ病であることを忘れさせてくれたような気がする。
ふれあえる動物園とかいいかもしれない。
特にだっこしたり、えさを与えたりすることで、自分の中に何かが芽生えるのではないだろうか。
動物でなくともいいかもしれない。
何か自分に温もりを与えてくれるものがあれば、相当救われるのではないだろうか。
僕にはなかった。
ひとり暮らしだったので、温もりは感じにくかった。
だからこそ、外界、人、動植物。こういった温もりに触れることが大切だと思う。
僕のうつ病は、今は寛解している。
もし今後、悪くなるようなことがあったら、動けるうちに、動物園に行ってみようかと思います。
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当時を振り返ると,家にこもりっぱなしだったのが,うつの症状を長引かせていたと思います。
引きこもりのままだと,時間は流れず,一番苦しい状態で止まったままになってしまう。
時の流れ,空気の流れを変える意味でも,外に出ることはとても大切なことだと感じました。
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