こんにちは,hiroです。
今回は,小説『伯爵夫人』(蓮實重彦・作)を読んだ感想を書きます。
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第29回三島賞の受賞作
まだ一度しか読んでいないので,世界観をイメージしづらいけれど,あらすじとしては,妖艶でミステリアスな伯爵夫人が,自身の体験をもとに,迫りくる戦争に警鐘を鳴らすというもの…なのかな。
話の内容はともかく,僕がこの本を読んで抱いた感想は,伯爵夫人のような女性に手引きされてみたいという欲求である。
僕自身,女性に対してはあまり知識がなく,どう接していいかすらわからないのが現実。
なのでこの伯爵夫人のような女性に出会ったら,おそらく手のひらで転がされるだろう。
話の内容を読む限り,伯爵夫人はかなり経験値が高い女性であることは間違いない。
大人の余裕と色気を兼ね備えた女性は,齢を重ねても魅力的だと思う。
伯爵夫人のような女性と出会うことで,男としての自分は成長できるのだろうか。
それとも,ただ手玉となり果ててしまうのか。
そんな妄想にふけりながら,この本を読みました。
小説自体は,アマゾンの評価を見ても,賛否両論です。
僕自身としては,内容はちょっと退屈な本だったかなぁと思います。
でも,もう一度読んでみようかなという気はある…。
余裕と自信に満ち溢れた女性の雰囲気に,もう一度のみ込まれてみたいからだ。
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