- 「怒りや精神的ストレス」を吐き出すには、どうしたらいいの?
今回は、この質問にお答えします。
僕は、精神的ストレスが影響で、うつ病になりました。
闘病中に、なんとかストレスを除去しようと、いろいろと試みました。
その結果、ストレスが小さくなった有効な手段が1つ見つかりました。
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怒りの感情は書いて体から出す
怒りの感情は「書くことによって身体から出す」ことができる。
ナポレオンヒル:著「成功哲学」
自分がどんなことに怒っているのか。
なんで怒っているのか。
メモをしていると、怒りの感情の原因がわかってきます。
日記のようにしっかり書かなくてもいいです。
- 大切なのは、感情を文字として吐き出すこと。
僕もうつ病のとき、なぜ自分がうつ病になってしまったかを、思いつく限り紙に書き出しました。
すると、自分でも気づいていなかった原因も明らかになったのです。
ただ漠然と頭の中に怒りの感情を持っているだけでは、自分の心身をむしばんでいる原因がわかりません。
自分自身をしっかり見つめるという観点から、書き出すことはとても大切です。
僕の場合、うつ病の原因が思わぬところにあることがわかりました。
そのおかげで、その原因を排除することに没頭することができたのです。
- 紙に書いて、原因を洗い出す。
- そして、その原因を取り除く。
そうすることで、精神的ストレスがかなり小さくなったと感じました。
鉛筆を持って紙に書くだけでなく、ブログやスマホで書くことも有効だと思います。
もっといえば、動画でしゃべって記録することもありでしょう。
大切なのは、怒りや苦しみの感情を吐き出すことです。
怒りの感情をプラスに変えよう
怒りにまかせて書いたものを残しておいて、ある程度時間がたち、精神的に落ち着いた状態のときに、もう一度読み直すと、さらに良い結果が得られる。
ナポレオン・ヒル著:「成功哲学」
自分で書いたものを、客観的に見ることができるということですね。
僕も、うつ病がひどいときに書いたメモを見返しています。
それを見ると、「あぁ自分、相当病んでたんだなぁ・・・」と苦笑いしてしまうほど。
けれどそれ以上に、なぜ自分がこんなに苦しんだのかが、明確になります。
そして、明確になったものを教訓にすることができるのです。
僕のうつ病の場合、人間関係での精神的ストレスが一番大きかったです。
嫌いな人、生理的にムリな人とガマンして過ごしていたのが、一番の原因でした。
このとき学んだ教訓は、そういう人に近づかないこと。
もちろん、社会に出る以上、人との関わりは避けられません。
ですが、場の雰囲気が壊れてもいいから、とにかく嫌な人には関わらないと決めました。
今までは、場の雰囲気を壊さないように、嫌いな人に話しかけられても、愛想笑いをしてやり過ごしていました。
けれど、それが精神的なストレスになっていた事実がわかりました。
それ以降、嫌いな人と話はしていません。
すれ違うときですら、目を合わせていません。
確かに場の雰囲気をピリピリさせてしまいました。
けれど、他の人たちに「この人は自分に合わないんですよ」と意思表示をすることができました。
本来であれば、少しくらいガマンが必要なんだと思います。
けれど、うつ病の僕は、言ってしまえば、「社会的に弱い立場」にあります。
そんな僕が、気をつかうことで、精神的ダメージを蓄積したら、また心身ともに壊れてしまいます。
長々と経験談を書きましたが、この一連の流れは、苦しいときに、リアルタイムにメモをとったところから始まりました。
そして、しばらく時間がたった後、もう一度見返しました。
見返したら、新しいメモを書き出します。
今度は、原因に対する対処法を書くんです。
自分が毎日快適に過ごしていくためには、どうしたらいいかを思いつく限り書き出しました。
それが上記の「人とのつきあい方を変える」というものです。
紙に書き出してこそ、無意識に思っていたことが現れることがあります。
心の奥底まで、自分を見つめるために、すべての感情を書き出すことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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