こんにちは、hiroです。
ジョギングすると、足が太くなるんじゃないか…。
そんな悩みを持つ、あなたの疑問を解消します。
この記事を読むと。
ジョギングが足の筋肉におよぼす影響がわかります。
結論からいうと。
ジョギングで足の筋肉、特に「太ももの筋肉」が太くなる可能性は低い。
一方、「ふくらはぎ」は太くなる可能性がある。
僕が大学院で、運動生理学を学んでいた時に得た知識です。
その根拠を示す、重要な手がかりも紹介します。
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ジョギングで足が太くなる可能性は低い
僕が学会に参加した時に得た情報です。
若年ランナー8名に対して、息が弾むくらいの速さで45分間走ってもらった。
その結果、「運動して4時間後」は、筋肉を大きくするのを抑制する遺伝子「ミオスタチン」の働きが低下した。
しかし、「運動して24時間後」では、太ももの筋肉は運動前に比べて、ミオスタチンの働きが向上していた。
小難しいですね。
ミオスタチンという遺伝子は、筋肉が大きくなるのを抑えることができます。
それをふまえて、簡単に言うと。
- ジョギングして4時間までは、足の筋肉は太くなりやすい体内環境になる。
- しかし、24時間後には、太ももの筋肉だけが太くなりにくくなる環境になる。
なぜかランニングをすると、「太ももの筋肉は太くなりにくくなる」という研究結果だったそうです。
一方、ふくらはぎの筋肉は、ランニングをすると太くなる可能性があります。
ジョギングで足が太くなるのを否定できる理由
マラソンのシドニーオリンピック金メダリスト、高橋尚子さん。
同じくアテネオリンピック金メダリスト、野口みずきさん。
お二人の足を見てもらえれば、すべて納得です。
詳しくは、ネットで画像を検索してみてください。
ゴールシーンの足の筋肉の写真を見ることができます。
写真を見ると、以下のことがわかります。
高橋尚子さんと野口みずきさんともに、ふくらはぎの筋肉は太い。
太ももの筋肉は、高橋尚子さんは細く、野口みずきさんは太い。
さきほど、ランニングをすると、「太ももの筋肉が大きくなりにくい」とお話ししました。
高橋尚子さんは、その通りの結果になります。
けれど、野口みずきさんは、太く見えます。
これには理由があります。
野口みずきさんは、ウエイトトレーニングを積極的に行って、太ももの筋肉をつけていました。
なので、過酷なマラソンを走っても、太ももの筋肉が小さくならなかったのです。
つまり、マラソンでは、筋トレをしなければ、太ももの筋肉は太くはならず、ふくらはぎの筋肉は太くなる可能性があるということです。
ジョギングで足が太くなる心配はしなくていい
長距離を走るアスリートでさえ、太ももの筋肉は細いです。
なので、「一般的なジョギングでは、足は太くならない」と考えてもいいでしょう。
ふくらはぎも、相当走りこまなければ、「太い!」と落胆するほどにはならないでしょう。
それでも足が太くなってしまったと感じている方は、他の要因を考えてみてください。
例えば、運動して疲れると、筋肉に疲労物質や代謝産物が溜まります。
つまり、むくんだ状態になるのです。
もしかしたら、ストレッチやマッサージをすることで、足のむくみがとれ、太ももが太いと感じることがなくなるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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