こんにちは、hiroです。
ウォーキングって足の筋肉が太くなるの?
今回はこの質問にお答えします。
この記事を読むことで、以下の知識が得られます。
ウォーキングは、がんばって歩けば、特に太ももの裏の筋肉と、すねの筋肉が大きくなる。
ただし、筋トレと比べると、効果は小さい。
僕は元トレーナーであり、大学院で「運動生理学」を学んできました。
そのときに、「ウォーキングは、筋肉を大きくすることができる」と学びました。
さらに、僕自身、「2時間ウォーキング」を実践し、体におもしろい変化を感じることができました。
お尻にえくぼができた!2時間ウォーキングダイエットの効果と痩せた歩き方&やり方
もし、これからウォーキングをする場合、足腰を鍛えたければ、なるべく頑張って歩くことをおすすめします。
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ウォーキングで筋肉は大きくなる
とある学会に参加したときに学んだ研究結果。
55~77歳の45人を対象に、週3~4回、15~45分のウォーキングを6か月行った。
その結果、ウォーキング後は、太ももの裏とすねの筋肉が大きくなった。
このことから、ウォーキングで使われる足の筋肉は、頑張って歩くと筋肥大する可能性があることが示唆された。
ただし、筋トレに比べると、効果は小さい。
ウォーキングは、運動強度はあまり高くありません。
なので、できるだけ早いリズムで歩くと良いでしょう。
最低週3回、30分は歩きたいところです。
ウォーキングで足の筋肉が太くなるのはイヤだ
女性にありがちな質問。
「運動すると、足の筋肉が太くなるので、太くならない方法はありますか?」
よく聞かれます。
結論から言うと。
「ウォーキングの場合、多少筋肉は大きくなるけれど、足が太いと見えるまでではない」
女性は、筋トレで筋肉を大きくするのにも一苦労します。
筋トレよりも効果が小さいウォーキングであれば、足が太くなることを気にする必要はありません。
むしろ、ほどよく筋肉がつくことで、引き締まり、スタイルが良く見えることもあります。
ウォーキングで足が太くなるという人
僕がジムのトレーナーをしていたころ、「ウォーキングで足が太くなってしまった!」と言われた女性がいます。
けれどその女性の運動を見てみると、歩くスピードは速くありません。
さらに、そこまで長い時間歩いているわけではありません。
それでも足が太くなったと思ってしまうのは、「むくみ」が原因のひとつだと思います。
ウォーキングをすると、筋肉に疲労物質や代謝産物などが溜まります。
このような物質が足に溜まることにより、足が太くなってしまう可能性があります。
けして、筋肉がついたわけではありません。
ウォーキングをした後に、ストレッチやマッサージを行って、むくみを解消すると良いでしょう。
何度も言いますが、ウォーキングで太くなったと感じるほどの筋肉は、相当頑張らないとつきません。
むしろ、ウォーキングは脂肪燃焼効果もありますし、有酸素効果もあります。
つまりダイエットや体力をつける運動として最適です。
2時間ウォーキングすると筋肉は…
実際、僕は2時間ウォーキングを実践して、お尻にえくぼができました。
えくぼができるということは、筋肉が大きくなったというよりも、筋肉がキュッと引き締まったことによるものだと考えます。
さすがに2時間歩くのは、そこそこ運動していた僕でも疲れます。
なので、長い時間頑張って歩く場合は、徐々に体を慣らしていきましょう。
それこそ、最初は15分でもいいですよ。
インターバルウォーキング
補足として、ウォーキングには、「インターバルウォーキング」というやり方もあります。
具体例です。
- 3分普通に歩く。
- 1分半スピードを上げて歩く。
- 3分普通に歩く。
- 1分半スピードを上げて歩く。
この繰り返し。
歩く時間は、自分でいくらでも調節可能です。
大切なのは、ウォーキングの合間にちょっと負荷をかけてみるということです。
とある研究では、インターバルウォーキングをすると、普通のウォーキングと比べて、膝を伸ばすための筋力が向上したそうです。
普通のウォーキングと比べると
- 筋力が上がる。
- 脂肪が燃焼する。
- 有酸素能力が上がる(疲れにくくなる)。
このような恩恵を受けられる可能性があります。
もし余裕があれば、適度にインターバルウォーキングを取り入れてもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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