こんにちは。
「哲カフェ学びの達人」hiroです。
会社で残業していた時,
上司に一枚の紙を渡されました。
その紙に書かれていたのは,
講演会の案内。
その講演会は,仕事が終わって,
夜7時から9時の間に開催されるようです。
上司「もしよかったら,参加してみない?残業代は出ないけどね」
そう言って紙をほぼ無理やり僕に渡したのです。
つまり,参加してみない?と言いながら,
ほぼ強制的に参加してくださいと言っているようなもの。
ここで僕は考えます。
(ここで断ったら,印象が悪くなる…)
(けど,めんどくさいなぁ…)
(いやいや,参加して上司の評価を挙げるべきか)
などなど,上司のご機嫌とりありきで,
講演会に参加するかどうかを決めていました。
そもそも講演会は,
能動的に参加しなければ,
意味がないかと思います。
嫌々行ったって,
何も吸収することができません。
僕自身の気持ちとしては,
(仕事で疲れているので,早く帰りたい)
(たぶん,寝ちゃうんじゃないかな)
そんなことを考えてしまいます。
本当は参加したくないけれど,
参加せざるを得ない。
頭に浮かぶのは上司の顔,
上司のために参加する講演会。
ばかげてますよね。
そこで僕は決断しました。
講演会に…,
参加することにしたのです。
ただし,決断を下した時,
僕はある暗示を自分にかけました。
その暗示とは,
「非日常を楽しもう」というもの。
普段,講演会なんて参加する機会は,
めったにありません。
僕にとっては,
非日常の時間となるわけです。
人が成長するにおいて,
非日常はとても良い起爆剤になります。
今までの慣れ親しんだ日々に,
非日常という刺激を加えることで,
自分の成長をうながせる,
そう思いました。
「すべては自分を成長させるため」
けして上司のご機嫌取りのためではない。
そう自分に言い聞かせました。
非日常を楽しむとは,具体的には,
「講演会に来ている人はどういった人がいるのか興味を持とう」
「質問タイムは必ず1番に手を挙げる使命を課す」
「講演会で聞いた内容をブログに書こう」
などなど。
とにかく「自分を成長させるために」
という基準を設けて,物事を考えました。
学びの達人たるもの,
どんな状況でも学べるはずだ。
だから講演会でも,
水を吸い込むスポンジのように,
なんでも吸収してやろう。
と半ばヤケクソに思いました。
けれど,
この自己暗示が効果テキメン。
あれほど嫌だなぁと思っていたのに,
今では,「行って学んでやろう」
という気がみなぎっています。
本当に,
思考の力はすさまじいですね。
プラス思考にむりやりなれば,
ポジティブな行動になる。
逆に,マイナス思考であれば,
行動は沈んだものとなってしまう。
やはり「思えば,その通りになる」ですね。
今日の学び。
イヤでイヤでしかたのないことでも,無理やりプラス思考になれば,気持ちがプラス思考に追いついていく。
自分を成長させるためには,非日常は必要不可欠であり,非日常の時間や空間楽しむことで,明日の自分に変化を起こすことがでいる。
すべては自分を成長させるためで,けして他人のご機嫌をうかがう必要はない。
どんな状況でも,思考ひとつでプラスにもマイナスにもなるものだ。
「哲カフェ学びの達人」hiro
他人のためではなく,
すべては自分のためにある。
そう気づいたとき,
人は幸せを感じられるのではなかろうか。
自分の存在価値は,
自分のために生きることから生まれる。
誉田哲也さんの「幸せの条件」を読んで,
自分の生きる意味,
幸せになるためにすべきことを学びました。
この小説,僕の座右の書です。
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