こんにちは、hiroです。
「ながらダイエットでおすすめの方法、ある?」
以前、ジムで働いていたころに、会員さんに質問されたことがあります。
そこで僕は、「5つの方法がありますよ」と答えていました。
その方法を今回、シェアしようと思います。
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僕自身の経験から厳選したもの
僕は元トレーナーでもあり、自分自身もダイエットをしていました。
そのときに感じた「ながらダイエット」の難しさ。
それは、「すぐやめてしまう」こと。
最初は続けていても、途中でめんどくさくなってやめてしまう。
そんなパターンが多かったです。
しかし、今回ご紹介する方法5選は、僕の経験から、「これは精神的負荷が少ないんじゃないかな」と思うものです。
自分自身が実践して、そう感じたので、ジムの会員さんにもおすすめしていました。
ながらダイエット5選
1.座りながらダイエット
2.家事をしながらダイエット
3.食事をしながらダイエット
4.寝ながらダイエット
5.生活しながらダイエット
この5つの方法をご紹介します。
一つ一つをご紹介しますが、ひとつだけ意識点があります。
「自分にとって精神的負担がかからないやり方って何だろう」
これを頭の片隅に置いていただきたいと思います。
ダイエットの大敵は、脂肪ではなく、「継続すること」だと思います。
「最初は負担が少しあっても、慣れたらなんともない」
そんな方法をご自分で考えてみてください。
1.座りながらダイエット
やり方は超簡単。
姿勢良く座り続けるだけです。
座りながらダイエットというと、分厚い本を股にはさんだり、足をバタバタ動かしたりというイメージがありませんか?
確かにその方法もあります。
でも、続きますか?
分厚い本をはさみ続けるのってつらくないですか?
めんどくさくないですか?
僕はつらかったです。
なので、最初はもっとも単純だけど大切な、背筋を伸ばすことから始めてみてください。
なぜ背筋を伸ばすのか
理由1.腹筋と背筋を使えるから
理由は2つあります。
ひとつは、背筋を伸ばすと、腹筋と背筋の筋肉が働きます。
逆に猫背の姿勢は、腹筋や背筋の筋肉をあまり使いません。
これは、ダイエットにとって致命的です。
とくに腹筋などの体幹の筋肉は、美しいスタイルや姿勢を作るのに重要な役割があります。
まずは、座る姿勢を正して、美しい姿勢を作る練習をしてみましょう。
理由2.スタイルの良い人は座る姿勢が美しいから
大学で授業を聴いていたときのことです。
僕は後ろの席に座っていました。
ふと何気なく、周りの学生を見てみると、ある一人の女性に目が釘付けになりました。
その女性は、座り方が美しかったのです。
実際、スタイルも良く、ものすごくモテていました。
その女性の周りを見てみると、座っているときに、肘をついていたり、背中が丸まっていたり、姿勢が悪い人が目に付きました。
そしてこれら人たちは、ぽっちゃり体型の人に多かったのです。
この体験から僕は、「容姿が美しい人は、座る姿勢も美しいんだな」と思ったのです。
具体的なやり方
意識するポイントは、たったひとつ。
「骨盤を立てること」
骨盤が後傾していると、猫背になりやすいです。
なぜ、背筋を伸ばすことがポイントじゃないのか。
それは、背筋を伸ばすことを意識すると、反りすぎて背中を痛めてしまう可能性があるからです。
胸を張ったり、背筋を伸ばすことよりも、骨盤を立てて座ることがポイント。
骨盤を立てる意識がよくわからなければ、すわるときに、手を股関節ではさみながら座ってみてください。
うまく挟めた姿勢が、骨盤が立った姿勢になります。
ただ、骨盤を立てるだけの姿勢。
足をバタバタさせなくても、まずは、座る姿勢を美しくすることから始めてみましょう。
美しく座るためのグッズ
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いろいろ調べてみると、骨盤を立てる補助をしたり、姿勢を正すためのクッションがたくさん売られているそうです。
僕は試したことがないので、どれが良いかとは言えません。
もし、ご興味のある方は、メーカーやアマゾンなどの通販サイトのレビューを参考にしてみてください。
2.家事をしながらダイエット
掃除をしているときに行えるダイエットはないだろうか。
できればめんどくさくないものを・・・。
僕はいろいろ考えた結果、1つの方法を見つけました。
「掃除機をかけるときは、背中を丸めないこと」
掃除機をかけたり、床に落ちているものを拾うときは、ややかがみますよね。
そのときに、背中を丸めてかがむのではなく、背筋を伸ばしたまま、太ももの裏にストレッチを感じながらかがむのです。
背中を丸めたほうが、ラクにかがめます。
けれど、太ももの裏のストレッチはスタイルを保つのに大切です。
きれいな姿勢は、体の裏側の意識がポイントになるのです。
この方法を思いついたきっかけ
背中を丸めず、腰を折るようにかがむ方法を思いついたのは、フェンシング選手を見たときがきっかけでした。
当時、フェンシングの国体選手をサポートしていた僕は、フェンシングをしているときの彼らの姿勢が良いことに気がつきました。
地面にある物を拾うとき、背中が一切丸まらずにかがんでいたのです。
その拾う所作は本当に美しいものでした。
フェンシングは、太ももの裏の筋肉をよく使います。
そういう競技特性によって、先ほどの動作が生まれたのだと思います。
これをきっかけに、スタイルを保つために、僕もかがむときに背中を丸めず、太ももの裏の筋肉にストレッチを感じながらかがむようにしたのです。
まさに「キレイは姿勢から」ですね。
かがむのは日常茶飯事。
背中が丸まらないように意識するだけ、簡単、かんたん。
3.食事をしながらダイエット
結論からいうと、一口30回噛みましょう。
その理由は、30回噛むことにより、満腹中枢が刺激されて、少ない量でお腹いっぱいだと感じることができるからです。
噛むだけダイエット、カムカムダイエットとも呼ばれています。
この方法は、個人的に、超おすすめです。
一番効果を実感しやすいんじゃないかなと思います。
やり方
一口につき、30回噛む。
そして飲み込む。
これだけです。
最初は、30回噛む前に飲み込んでしまうかもしれません。
そうすると、ちょっとストレスを感じます。
僕がそうでした。
けれど不思議なことに、何回も練習しているうちに、30回噛むのが当たり前になるのでご安心を。
30回噛むことの効果
30回噛むということは、食事の時間が長くなるということです。
満腹中枢は、食事を始めて約20分後から活発になります。
つまり、「お腹いっぱいだ」という感覚は、20分以降に感じ始めるのです。
たとえ胃の中に空きがあっても、満腹を感じることができるのが不思議なところ。
逆にいうと、20分以内だったら、かなりの量を食べられるということ。
なるべく一食にかける時間を長くすることで、少ない量で満腹感を得ることができるのです。
さらに、嬉しいことに、よく噛めるようになると、薄味好みになるようです。
僕も、塩こしょうや、醤油の量が減りました。
どうやら肥満治療の現場でも同じことがあるようです。
嬉しい誤算でした。
最初はつらいけれど、効果抜群なカムカムダイエット。
ぜひ、やってみてください。
4.生活しながらダイエット
この方法の一番のポイントは、身近にエクササイズグッズを置くということ。
僕の場合、部屋の中に、エアロバイクと筋トレ用の重りがおいてあります。
例えば、筋トレ用の重りは、通路においてあります。
毎日通るので、ふと思いついたときに、10回筋トレしています。
エアロバイクもいつでも乗れるように、そばに運動靴が置かれています。
こういうように、いつでも、思いついたときスッとできるのが「生活しながらダイエット」です。
一般的には、歯磨きをしながらつま先を上下して、ふくらはぎを引き締めましょうといわれているようなことです。
何でもいいのです。
とにかく、何気ない日常の中で、何のストレスなくダイエットや運動が行えるようにすればいいのです。
方法はその人によって無限に広がると思います。
効果がでないと続けられないと思う必要はありません。
何もしないことが、一番よくありません。
人間、年をとるにつれて、肉体の機能は落ちていきます。
つまり、何もしなければ、低下するだけ。
何かすれば、現状維持はできる。
そう考えると、ラクではないでしょうか。
5.寝るだけダイエット
これはダイエットというより、美しい姿勢やスタイルを保つために僕が行っていることです。
睡眠中に何かするのではなく、「寝転んでいるだけ」という意味での寝るだけダイエットです。
グッズ
ストレッチ用のポールを使います。
このポールの上に寝転ぶだけでいいのです。
そうすることにより、一日の活動でゆがんでしまった背骨やその周りの筋肉をほぐしてリセットすることができます。
やり方
まず、何もない地べたに仰向けに寝ます。
このとき、背中や、肩甲骨周りにすきまがないか、固くなってないかなどを確かめてください。
そして、ストレッチ用のポールのうえに寝ます。
ポールは不安定なので、気をつけて乗ってくださいね。
ポールの上で、体をゆらゆら揺らしたり、肩周りを動かしてみたりなどするのもいいでしょう。
大切なのは、「力を抜くこと」。
完全に脱力してリラックスしましょう。
5分ほどポールの上でリラックスできたら、また地べたに仰向けに寝転んでみてください。
さっきの背中の付き方の感覚とはまったく違うと思います。
ものすごく気持ちがいいはず。
具体的には、背中が柔らかくなったような感覚、地面に沈んでいきそうな感覚を得られると思います。
これで、背中がリセットできました。
美しい姿勢を保つには、背中の役割は大きいので、毎日のケアとして行いたいですね。
ポールの上で寝転ぶだけで、誰も簡単に効果を実感できるので、超おすすめです。
背中の柔らかくなった感覚、やみつきになりますよ。
おわりに
以上、僕がおすすめするながらダイエットでした。
いかにストレスなく続けられるか、考えた末のやり方でした。
ながらダイエットなので、効果をあまり期待してはいけません。
ただ、何もしないのと、何かやるのとでは、全然違います。
美しいスタイルのために、健康のために、自分が無理せずできる方法を実践していきましょう。
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