
自分が実際に持っている小物をAIイラストの中で表現できれば、他人にはマネできないオリジナリティあふれるAIイラストを生み出すことができます。
そこで、AIで小物をイラストに落とし込むことができる「添付画像」の使い方を学びましょう。
言葉(プロンプト)で表現しなくても、「この画像を参考にして!」とAIに伝えれば、思い通りの画像を作ることができます。
今回は、実際にアクセサリーや小物の添付画像をつけたら、本当に生成画像に反映されるのかを実験してみます。そして、実践して出てきた課題やコツをシェアします。
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もくじ
【7つの例】添付画像を使ってAIイラスト生成をしてみた結果

今回は、人物イラストに小物やアクセサリーを着けられるかという実験をします。
なので、元となる人物イラスト(上の画像の女性)も一緒に添付画像として使うので、実質、「女性画像+小物類=2枚の添付画像」となることをご理解ください。
なお、小物の添付画像はすべて実写となります。
① ジャージを着せてみた

上の画像のジャージの色は、黒、灰色、白の3色がベースです。
このジャージの添付画像とともに、プロンプトに以下の言葉を加えました。
「服装はジャージ」
※このほかにも「傑作」などの品質に関するプロンプトも入れていますが、この後出てくる画像すべてに設定しているので、関連する主要なプロンプトのみ書きます。
結果は、以下のような画像が生成されました。

残念ながら、添付画像とは違うジャージになりました。
何がいけなかったのか。
それは、添付画像に加えて「ジャージ」という単純なプロンプトを指示してしまったことが原因でした。
今度は以下のプロンプトを指示してみます。
「黒と白と灰色を基調とした衣服」
その結果、

狙い通り、添付画像とまったく同じジャージにすることができました。
このことから、添付画像だけでなく、それに沿ったプロンプトを入力すると反映されやすいということがわかりました。
驚いたのが、文字まで忠実に反映されています。模様や文字の場所まで完璧です。
② コースターを反映させてみた

飲み物を敷くための小物である「コースター」を反映できるかを試してみます。
上の写真を見ると、複雑な模様と色で、プロンプトで指示するのは難しそうです。
そこで、添付画像とともに以下のプロンプトでAIに指示しました。
「白を基調とした部屋、早朝、明るい太陽の光、白いテーブルの上に白いコーヒーカップとカラフルなコースター、読書をしている、観葉植物」
結果は下の画像の通り。

見事に添付画像が反映されています。
色や模様が複雑でプロンプト(言葉)で表現するのが難しかったので、なんとなく「カラフルなコースター」としました。
コースターに関連するプロンプト(ここでは、白いコーヒーカップ)も一緒に記述したのもうまく反映できた要因かもしれません。
③ 腕時計を着けさせてみた

こちらはカシオの腕時計。
時刻は「2時11分48秒」です。
この添付画像とともに指示したプロンプトは以下の通り。
「ベルトが黒で文字盤が白の腕時計、左手で顔を覆う、腕時計にフォーカス、腕時計をクローズアップ、ポートレート」

この腕時計はどんな色をしているかをベルトと文字盤のそれぞれで色を指示しました。
さらに驚くべきは、時計の時刻。
添付写真とまったく同じなのです。
やや「3」の文字が崩れていますが、時計の時刻をプロンプトで指示しなくても、添付画像で反映してくれました。
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>>関連記事:工場勤務の汚れ仕事でもOK!安い腕時計ならチープカシオ(チプカシ)がおすすめ
④ ペットボトル飲料を飲ませてみた

ここで狙いたいのが、ペットボトルの色と文字。
ラベルが緑で、「ヘルシア」という文字も目立っています。
指示したプロンプトは以下の通り。
「オフィスルーム、ペットボトルのお茶に口をつけて飲む、顎を上げる、斜め上の視線、オフィスルーム、弁当、トマト、白米、ブロッコリー、ミートボール、箸、ランチマット」

シンプルに「ペットボトルのお茶」というプロンプトを書きました。
その結果、見事に色、文字ともに再現してくれています。
細かい文字はつぶれていますが、大きくてわかりやすい文字であれば簡単に反映できそうですね。
⑤ 本を読ませてみた

次は本を読ませてみます。
狙ったのは、本の表紙の完全再現。
プロンプトは以下の通りです。
「ノーマンズランドというタイトルの青い本を読む、視線は本、レトロな喫茶店」
ノーマンズランドとは誉田哲也氏の小説です。

結果、表紙は完璧に再現できました。ただ、やはり細かい文字はつぶれてしまっています。
それともうひとつ。失敗した部分があります。
それは、「本の背表紙と裏面が再現できなかった」こと。
これは原因がわかりやすい。
添付画像は本の表紙しか映っていません。そのためAIは、背表紙と裏面は「こんな感じだろう」と解釈して生成したのでしょう。
そこで、プロンプトは変えず、先ほどの添付画像に加えて、「表紙、背表紙、裏面」のすべてを写した画像を添付してみました。
(女性の画像と合わせて合計3枚の添付になります)

おそらくは細かい文字はつぶれると思いますが、そのほかはしっかり反映してくれるでしょう。
生成結果は以下の通りでした。

表紙はもちろん、背表紙もしっかり小説の名前である「ノーマンズランド」が描かれています。
しかし、裏面が惜しい。
バーコードの位置は完璧ですが、余分なもの写りました。
ここでわかるのは、立体的なものは添付画像にすべての面が写ってないと反映されないということ。
もし、写真を撮るときにすべて写らないという時は、違う角度から撮影した複数枚の写真を添付画像にすると良いでしょう。
⑥ ダンベルを持たせてみた

続いてはダンベルでのトレーニング動作の画像を生成します。
上の添付画像は、フレックスベルという可変式ダンベルです。
加えたプロンプトは以下の通り。
「2個のダンベルでアームカールをする、トレーニングジム、姿鏡を見る、横からの眺め」

先ほどの「⑤ 本を読ませてみた」でもありましたが、添付画像にダンベルの側面が写っていなかったため、ゴツゴツとした側面になっています。
AIが「ダンベルの側面はこんな感じかな?」とおおざっぱに解釈したのでしょう。
そこで、先ほどの添付画像に加えて以下の画像を添付しました。

側面はフラットで、一部だけデコボコしているというダンベルです。
生成結果は以下の通り。

見事、ダンベルの側面が再現されました。
ここで言えることは、やはり、目に見えない部分もしっかり指示してやらないと、AIはこちらのイメージとは違う画像を生成してしまう確率が高まるということですね。
>>片手でシャフトを回すだけ!「可変式ダンベル|フレックスベル」を見る
⑦ メジャーを選ばせてみた

最後の実験は、やや複雑にします。
狙いは、「画像に数ある小物が写っている中で、AIに赤紫色の巻取り式メジャーだけを選ばせること」です。
たくさんの物が写っている中でも、きちんと指示したものを反映してくれるのかを試します。
指示したプロンプトは以下の通り。
「木材加工、メジャーで角材の長さを測定している、下を向いている、下を見ている、背景にはたくさんの木材、作業着、」

結果は、想定通り、赤紫色のメジャーだけを選択し、画像を生成してくれました。
しかし、じつは上の画像が生成されるまでに、AIに何度も生成させています。
何度も生成しましたが、メジャーの色や形が違うものがたくさん生成されました。
今回は、いわゆる生成ガチャで成功した例ということです。
ただ、添付画像にたくさんの小物が写っていても、AIは指示したものだけを拾い上げてくれることがわかりました。
つまり、添付するための写真を撮影するときに、いちいち物をどかさなくても特定の物が写っていて、プロンプトでそのものの名前を記述すればOKということです。
今回メジャーで何度も再現に失敗したのは、メジャーそのものの情報が足りてなかったということが考えられます。
「メジャーで角材の長さを測定している」というプロンプトではなく、「ピンク色の丸いメジャー、丸くてコンパクトなメジャー」というように、もっと具体的に示すべきでした。
添付画像であなたのイメージどおりのAI画像を生成できる!

添付画像の最大のメリットとしては、画像に写っている小物を忠実に反映してくれるだけでなく、小物だけを写した画像を添付するだけで、キャラクターに装着させたり、持たせたりできることです。
例えば、上の画像に映っているイヤホンは、「EarFun」というワイヤレスイヤホンです。
私は、このイヤホンを机の上で撮影し、添付画像にしました。
そして、「黒いワイヤレスイヤホン(EarFun Air Pro 4)を着けている」というプロンプトでキャラクターに装着させたのです。
つまり、実際にイヤホンを着けている姿を添付画像にしなくてもいいということです。
もし、あなたが頭の中にあるイメージ通りのAI画像を生成したいのであれば、ぜひ添付画像をうまく活用してみてください。
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>>関連記事:日常使いなら「EarFun Air Pro 4」が最高のコスパ!低価格なのにノイズキャンセリングが効きすぎる!
AIイラストでキャラクターの顔も固定できる

小物だけでなく、キャラクターの顔も同じ顔で固定できるのをご存じですか?
女性自体のイラストを添付画像にすれば、同じ成り形のAIイラストが作り続けられます。
もちろん、表情や髪型、服装はプロンプトで自在に変化させられます。

上の画像のプロンプトは以下の通りです。
傑作、最高品質、8k、不条理な解像度、ポートレート、上半身のショット、透明感のある肌、色っぽい目元、ほんの少しだけ頬を赤らめる、潤いのある艶やかな唇、美しく詳細な目、複雑に描かれた目と瞳孔、誘惑的な瞳、潤んだ瞳、複雑な虹彩の模様、伏し目がちな目、畳んだポニーテール、小さな胸、ミステリアスな雰囲気、化粧品のコマーシャルのような美しさを表現、白いブラウス、ダイヤのネックレス、さりげないピアス、しっとりとしたバー、一人で透明感のあるカクテルを飲む、ボケ、後ろからの眺め、振り向く、流し目、横目で見る、視線の先に恋人がいる、恋に落ちた瞬間、はにかんだ笑顔、
下の画像はコメディの要素を取り入れました。

プロンプトは以下の通りです。
傑作、最高品質、8k、不条理な解像度、ポートレート、上半身のショット、頭が画面の外に途切れない、透明感のある肌、色っぽい目元、ほんの少しだけ頬を赤らめる、潤いのある艶やかな唇、美しく詳細な目、伏し目がちな目、畳んだポニーテール、小さな胸、ミステリアスな雰囲気、化粧品のコマーシャルのような美しさを表現、恋に落ちた瞬間、テーラードスーツ、白いブラウス、ダイヤのネックレス、さりげないピアス、デスクの上に開いたノートパソコン、散乱した資料、ペン立てが倒れている、顔を天井に向ける、椅子に体重をかけてもたれかかる、白目をむいて、口を開けている、限界を超えた、極限の疲労、ノートパソコンのロゴは光る猫の足の裏、デスクの上に、スマートフォン、ペン、メモ用紙、資料、「YUKO」と書かれた緑色のネームホルダーを首から下げている、斜め前からの構図、朝のオフィス、観葉植物、高層ビルから見える景色、朝、蛍光灯の光、周囲にデスクで作業している人たち、黄緑色の椅子、朝のオフィス内、ネガティブスペース、
使用するAIツールによっては、微妙に顔の雰囲気が変わるかもしれませんが、それでも元々の画像の顔だと認識できるくらいにはなります。
ぜひ試してみてください。
あなたのイメージどおりのAIイラストを生成するための方法を、もっとを知りたいあなたは下記の記事をご覧ください。
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