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【超おすすめ】AIイラスト生成の呪文の言葉が思いつかないときに役立つ3つの対処方法

  • こういう雰囲気にしたいんだけど、なんて言えばいいか思いつかない。
  • コーヒーカップの下に敷いているものが何という名前かわからない。
  • 木々の隙間から差し込む光を何というのか、用語がわからない。

せっかく自分の頭の中には「こういうイラストを生成したい」というイメージがしっかりあるのに、それを言葉に変換できなくて、もどかしい思いをしたことがありませんか?

そこで今回は、自分のイメージを言語化するための方法として「イメージ検索」「連想検索」「つぶトレ」のやり方を徹底解説します。

あと、最終手段として「それっぽくして」という魔法のようなプロンプトがあるので、使い方を説明しますね。

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AIイラスト生成で言葉が思いつかないときに役立つ3つの方法

1:「イメージ検索」で用語を発見しよう!

イメージ検索は、あなたが頭の中で考えている「漠然とした言葉」をネットで検索して、正しい名称(専門用語)を見つけるための方法です。

ここでは、「例題1:コーヒーカップの下に敷く物」と「例題2:木々の隙間から差し込む光」でイメージ検索を理解していきましょう。

例題1:コーヒーカップの下に敷く物

こちらは「コースター」

まず、あなたのイメージを、知っている言葉でGoogleなどの検索エンジンに入れます。例えば、「コーヒーカップの下に敷く物」のように、用語はわからないけど見たまま・感じたままの言葉を入力します。

次に、検索結果から、用語を探します。
検索したときに用語がすぐに見つけられれば良いですが、そうでない場合は、「画像検索」を見てみましょう。

実際に、「コーヒーカップの下に敷く物」で検索してみた結果…。

「ソーサー」と「コースター」の2種類の用語が出てくるはずです。

こちらは「ソーサー」という皿

ここで一つ注意点。
たいていは検索したら1種類の用語しか出てきません。
ですが、今回の「ソーサー」や「コースター」のように、物によっては複数の名前が出てくることがあります。
そんなときは、画像検索で「あなたがイメージしていたのはどちらの写真(用語)か」を考えましょう。

検索のコツは、「コーヒーカップの下に敷く物とは」と入力すると良いです!

例題2:木々の隙間から差し込む光

「木々の隙間から差し込む光」を検索します(言葉は何でもOKです)。
検索結果から、用語を見つけ出します。すると…。

「光芒」、「薄明光線」、「天使のはしご」と複数出てきました。

先ほどの「コーヒーカップの下に敷く物」の「ソーサー」と「コースター」は別物ですが、「木々の隙間から差し込む光」の3つの用語は、すべて同じ意味です。
このようなときは、AIに3つのうちどれかを指示してみましょう。
うまくいかなかった場合は、残りの用語を試すか、3つとも全部、AIに指示してしまいましょう。

ちなみに私は、「光芒」と指示したら、木々の隙間からキレイな光が差し込むAIイラストができましたよ!

ここまで「イメージ検索」と「連想検索」を説明しましたが、自分で調べるのが面倒な場合は、チャットGPTやグーグルGeminiにイメージした言葉を投げ入れてしまいましょう。

案外、AIに任せたほうが自分で検索するより早く、知りたい用語がわかるかもしれませんね!

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2:「連想検索」でAIに細かく情報を伝えよう!

連想検索とは、「あなたが求めるイメージの感情や雰囲気を、別の具体的な言葉で表現する」というアプローチです。
あいまいな雰囲気や感情(例:「かっこいい」「緊迫感」など)を、具体的な物体、場所、または状況に置き換えることでAIに伝わりやすくなります。

例題1:「かっこいい」を直してみよう!

あなたが「かっこいい男の子」のイラストが欲しいと思ったとします。

  1. 【ふわふわした言葉】:「かっこいい」
  2. 【直す言葉】:「かっこいい」という雰囲気や表情を具体的な言葉に変える。
    あなたの頭の中にある「かっこいい男の子」のイメージは?
    「まゆ毛が整っている、切れ長の目、赤い瞳、鼻筋がとっている、金髪、etc…」
  3. 【AIに伝える】具体的なパーツを一つ一つAIにプロンプトとして指示する。

このように、ばくぜんとした「かっこいい」を「まゆ毛が整っている」「切れ長の目」「赤い瞳」などという具体的なモノや様子に直すのが、連想検索です。

AIは、あなたの「気持ち」をそのままでは理解できません。
モノ場所動きといった、はっきりした言葉しか理解できないことを覚えておきましょう。

「これでもかっ!」というくらい、具体的で細かくAIに伝えることが重要です!

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3:「つぶトレ」で言語化する力を高めよう

「つぶトレ」とは私がふと考えついた造語で、「見たものを、つぶさに見るトレーニング」の略です。※「つぶさに」とは、細かく詳しくという意味です。

「言葉を知らないから描けない」という壁を乗り越えるには、「まわりのものを、細かく見る練習」をするのが一番。

例題1:照れる女子

上のイラストをよく観察してみてください。

女の子がうつむきながら、恥ずかしそうな表情をしています。
これをもっと細かく見ていくと…。

「眉間にしわを寄せている、赤面している、口をつむっている、視線が斜め下、学校の制服、赤いリボン」

このように、ただ単に「恥ずかしそうな表情」ではなく、顔のパーツや視線などを細かく見ていくことができます。

そして、出てきた単語をプロンプトとしてAIに指示すれば、イメージに近い画像ができ上がるはずです。

この練習を毎日少しずつ続けると、細かく具体的な単語があなたの中に溜まっていき、どんなAIイラストでも、あなたのイメージ通りの絵が描けるようになります。

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最終手段:「それっぽくして」の絶大な効果

上の画像は、私がテキトーにメモ用紙とボールペンで描いた「とんでもなく驚いた顔」です。
このヘンテコな絵を参照画像にしてAIに指示しました。

「それっぽくして」

するとAIは、下の画像を生成してくれました。

まさに私のイメージ通りになりました。
左手の指が6本なのが惜しいですが、かなり完成されたイラストが生成されたと思いませんか?

このイラストが生成されたとき、似すぎてて、私は思わず吹き出して笑ってしまいましたけれども。

それはともかく、たいていの画像生成AIツールには、「参照画像」を指定することができます。
その参照画像に、自分がイメージして描いた絵を載せれば、それなりの、というかかなり正確に自分が意図するイラストを生成してくれます。

お手軽に「私のイメージ通り」のAIイラストが生成される、最高の方法ということです!

次に、先ほどの私が描いたテキトーな絵を参照画像にして、プロンプトを以下のように指定しました。

指定したプロンプト:
リアルに近いアニメスタイル、銀髪、ショートボブ、20代の女の子、驚き、危機感、眉をひそめる、学校の教室、制服

結果、下のAIイラストができ上がりました。

すごい、の一言です。

参照画像に、自分がさらに求めるイメージのプロンプトを指定すれば、より完成度の高いAIイラストを生成することができます。

何度も生成すると、いろんな角度からの画像が生成されます。

自分がテキトーに描いた絵にストーリーが生まれると考えると、楽しい限りです。

しかし、失敗もあります。↓

顔はしっかりしていますが、手が未完成です。

それでも、何度も生成していると、掘り出し物も見つかります。↓

まるで、アナログで下描きを描いたような出来栄えです。

上の画像に色付けのプロンプトを指定すると下の画像ができ上がりました。

自分が描いた絵をAIが勝手にアレンジして、さらに洗練されたイラストにしてくれています。

プロンプトを変えれば、「驚いた顔」という軸は変わらずに、様々なジャンルのイラストを生成してくれます。

次に、下のような絵をボールペンで描きました。

「笑顔でピースをしている女性」をイメージして描きました。
(見る人によっては男に見えるかもですが…)

「それっぽくして」

AIに指示してみると…。

イメージ通りの「笑顔でピースしている女性」が生成されました。

しかし2点、反省点があります。
それは、メガネが生成されてしまったことと、文字がそのまま反映されてしまったことです。
テキトーに描くときでも、極力文字を入れたり、印として「〇」で囲わないように気をつけないといけませんね。

下の画像は、「リアルに近いアニメスタイル、銀髪、ショートボブ、20代の女性、さわやか」とプロンプトを指定しました。

私のイメージ通りになりました。
より細かくプロンプトを指定やれば、さらに洗練されたAIイラストになるでしょう。

最後に、もう一枚。

「それっぽくして」

このAIイラストは、自分のイメージ以上の出来になりました。

自分で描いたテキトーな絵が「それっぽくして」とAIに指示するだけで、想像以上の作品になります。
もしあなたが、自分の頭の中にあるイラストを言語化するのが難しいと思ったら、走り描きでもいいので自分で絵を描いて、その絵を元に画像を生成してみてください。

AIイラスト生成にはもっとたくさんのテクニックがあるので、詳しい内容を知りたいあなたは下記の記事をご覧ください。
>>関連記事:【完全版】あなたのイメージどおりのAIイラストの作り方を徹底解説!を読む

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