こんにちは、hiroです。
今回は、ライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!12 女騎士のララバイ」を読んだ感想です。※ネタバレあり
この素晴らしい世界に祝福を! 12 女騎士のララバイ【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
ついに、カズマ、めぐみん、ダクネスの三角関係に大きな進展が生まれました。
自分の気持ちにとうとう気づいてしまったカズマがめぐみんとダクネスのそれぞれに告げた想いは、読んでいるこちらもむずがゆくなるものでした。
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物語の簡単なあらすじ
突然、ダクネスのことを「ママ」と呼ぶ女の子が屋敷に来た。
カズマ達は驚愕するが、どうやらダクネスの「いとこ」らしかった。
一方、ダクネスはカズマに「お前は、めぐみんのことが好きなのか?」と真面目な顔で問いかける。
そして、ダクネス自身も意を決して自分の想いをカズマにぶつける。
それを聞いたカズマは、珍しく本気で悩んだ末、ダクネスに正直な想いを打ち明ける。
はたして、ダクネスの願いは成就するのか!?
今作はラブコメ要素盛りだくさん
カズマとめぐみんの曖昧な関係
カズマとめぐみんは、今作で仲間以上恋人未満の関係になりました。
恋人関係ではないということらしいですが、相思相愛なのはもはや疑いようもありませんでした。
これまでは、めぐみんの想いだけにフォーカスされてきましたが、今作で初めてカズマのめぐみんに対する「異性として好きかもしれない」という感情が明らかになりました。
今後二人が生活する中で、この関係がどのように変化していくのかが楽しみです。
ダクネスの涙の告白
「私じゃダメか?」
パーティの関係性が崩れることが怖いという気持ちと、カズマのことが異性として好きという気持ちがごちゃまぜになりながらも、ダクネスもついに自分の想いをカズマにぶつけました。
涙をぽろぽろ流しながら「私も、お前のことが好きだ」と言ったダクネスに心打たれました。
カズマは本気で胸が苦しくなり返答に困っていましたが、すでに恋人に近い関係になっているめぐみんへの筋を通すため、「ごめん。俺はお前とは付き合えない」とダクネスの告白を断りました。
あぁ、しっかりラブコメしてますね。
しかしその後、カズマのファーストキスを奪ったのはダクネス。
残念ながら初体験は、アクアとめぐみんが乱入してお預けになりましたが、今後ワンチャン逆転ホームランの可能性もあるのではなかろうか。
とはいえ、これまでの恋愛要素の伏線は今作においてある程度回収された感じがします。
ラブコメ要素は一段落か
作者いわく、これ以上甘ったるい展開にはならないらしいですが、前回も同じようなことを言っていたので正直どうなるかわかりませんね。
あまりラブコメ展開にはしないでほしいという意見がチラホラ散見されますが、僕個人としては、がっつり恋愛要素を盛り込んでもいいのではないかなと思います。
今後この三角関係がどのように変化していくか、そして、その変化がパーティにどのような影響を及ぼすのかを見てみたいです。
個人的には、めぐみんではなくダクネスとくっついてほしいかもしれません。
ダクネスの不器用な姿を見るとなんだか応援したくなります。
なにはともあれ、人様の恋愛模様を眺めるのは良いものです。
特に、免疫のない人間の恋愛の初々しさには、読んでいるこちらも胸が高鳴ります。
今後の「このすば」の展開に期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この素晴らしい世界に祝福を! 12 女騎士のララバイ【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
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