こんにちは、hiroです。
今回は、僕がフィットネスクラブのトレーナーをしていた時のお話。
「体重は少ないのに、あの子がぽっちゃり見える理由」をシェアします。
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とある一般女性の身体組成
下記は、とある女性の身体組成です。
- 年齢:24歳
- 身長:162㎝
- 体重:51.7㎏
- 体脂肪率:26.4%
- 除脂肪量:38kg
- BMI:19.7
身長が162㎝であれば、体重51.7㎏は、一般的な数値です。
なのに、この女性の見てくれは、ぽっちゃりでした。
それはなぜか。
体脂肪率が高いから
- 年齢:24歳
- 身長:162㎝
- 体重:51.7㎏
- 体脂肪率:26.4%
- 除脂肪量:38kg
- BMI:19.7
体重51.7㎏のわりに、体脂肪率が26.4%で高いのがわかります。
なぜ、体脂肪率が高いのか。
それは、除脂肪量が低いからです。
除脂肪量とは、骨と脂肪以外の体の中身のこと。
つまり、内臓や筋肉です。
ただし、除脂肪量は、筋肉量の割合が高い。
なので、除脂肪量を見るときは、筋肉量と置き換えても良いです。
この女性は、除脂肪量が低いうえ、体脂肪率が高い。
けれど、体重は一般的な数値。
つまり、この女性がぽっちゃりに見えるのは、体重のわりに体脂肪量が多く、筋肉量が少ないからです。
BMIのワナ
- 年齢:24歳
- 身長:162㎝
- 体重:51.7㎏
- 体脂肪率:26.4%
- 除脂肪量:38kg
- BMI:19.7
BMIとは、身長と体重で計算された肥満度を表す指標のこと。
※BMI=Body Mass Indexの略称
BMIの肥満度は下記に分類されます。
- やせ:<18.5
- 普通体重≦18.5~25
- 肥満≦25~
この女性の場合、BMIが19.7で普通体重と分類されています。
確かに、体重とBMIを数値だけ見れば、正常です。
でも、ぽっちゃりなのです。
BMIは、参考程度に見るのが良いでしょう。
大切なのは、体重に対する体脂肪率の高さです。
もちろん、BMIを見ることで、肥満かどうかを測定することは可能です。
でも「ぽっちゃり」はわかりません。
自分のぽっちゃりと数値を見比べよう
自分はぽっちゃりしていると思う女性は、まず、身体組成を測りましょう。
体脂肪率が高いわりに、体重やBMIの数値は普通となれば、ぽっちゃりに見えるのが納得できると思います。
家庭用の体重計でも体脂肪率やBMIが表示されるものがあるので、それを使うといいと思います。
タニタ 体重 体組成計 日本製 BC-705N WH 自動認識機能付き/測定者をピタリと当てる
「太っている、ぽっちゃりである」というのは、体重だけではわかりません。
体重と体脂肪率を見ることで、正確に自分の体がどんな状態なのかを知ることができます。
でもこれは、「体重やBMIが普通のわりに」の話です。
体重もBMIも体脂肪率も高ければ、明らかに太っているという判断ができます。
そういうときは、まず体重を落とすような対処法をとると良いでしょう。
以上、ぽっちゃりに見える理由でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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