こんにちは、hiroです。
うつ病を患っている人にとって、睡眠時間は大事。
では、どれくらいの睡眠時間が適切なのか。
今回は、「睡眠時間とうつ病の関係」で勉強したことをシェアします。
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抑うつ症状が起きやすい睡眠時間
一般市民を対象にした、大規模な疫学研究。
それによると,睡眠時間が6時間未満の人、または8時間以上の人は、睡眠時間が6時間台や7時間台の人と比べて、抑うつ症状になるリスクが高いということが報告されているそうです。
つまり、短時間睡眠、長時間睡眠はうつ病を発症するリスクが高くなるということです。
うつ病の不眠、過眠治療
研究により、不眠治療を行って、抑うつ症状が改善した睡眠時間は、7時間前後ということです。
したがって、不眠・過眠の治療は、7時間前後を目安にすることが妥当らしい。
うつ病患者が睡眠治療を行う際、注意しなければならないのは、睡眠薬の服薬です。
睡眠薬の種類によって、効果時間が異なります。
僕の場合、半減期が7時間の睡眠薬を飲んでいました。
したがって、起きる時間から7時間前に服薬していました。
つまり、起きる時間から逆算して、服薬時間、就寝時間を決めることが大切です。
睡眠時間を7時間以上に設定すると、不眠が起こりやすくなるそうなので、注意が必要ですね。
うつ病の睡眠事情は深刻
うつ病になる人は、睡眠不足が影響している場合があります。
また、うつ病で治療中の時、寛解したときでさえ、不眠に悩まされることがあります。
これを残遺症状といいます。
適切な睡眠をとれるようにすることで、抑うつ症状が起きるリスクが下がる可能性がある。
そのために、7時間前後の睡眠をするために、薬を飲む時間、寝る時間を調整してみてはいかがですか?
僕の経験から
僕も不眠に悩まされていました。
一時期は、睡眠薬を飲んでも寝られない状態でした。
夜中になっても目が冴えていて、寝れないというストレスが溜まっていくのがわかります。
そして、明け方や日中に眠気に襲われ、バタンと倒れるように寝てしまうことがありました。
そうなると、夜眠れず、負のサイクルを繰り返すこととなります。
なるべく、規則正しく睡眠をとりたいのですが、なかなか上手くいきませんでした。
この経験から、最も大切なのは、「起きる時間を決める」ということなのではないかと思います。
夜中寝れなくても、起きる時間だけは守る。
日中寝てしまっても、起床時間だけは守る。
そうすると、服薬時間や、寝床に着く時間を設定しやすいと思います。
なるべくリズムよく、毎日良質な睡眠をとるために、逆算思考で対策してみてはいかがでしょうか。
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