こんにちは、hiroです。
今日もうつ病のことを勉強中。
その中で、うつ病治療の助けになりそうなものがありました。
それが、漢方薬の使用についてです。
今回は、「漢方薬は抗うつ効果があるのか」をシェアします。
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加味逍遥散の抗うつ効果
加味逍遥散(かみしょうようさん)の抗うつ効果に関するメタ解析がなされました。
メタ解析とは、簡単にいうと、複数の研究結果を統合し、統計的手法を用いて分析を行うことです。
このメタ解析によると、加味逍遥散単独での治療がプラセボより効果があったそうです。
また、加味逍遥散と抗うつ薬の併用は、抗うつ薬だけ飲むよりも有効だったという研究もあります。
加味逍遥散とは
交感神経興奮によるイライラ、不眠症などに用いられます。
自律神経を調整し、イライラをしずめて、血行を促進する働きもあるようです。
加味帰脾湯の抗うつ効果
加味帰脾湯(かみきひとう)をはじめ、他の漢方薬もうつ病に効果があったという研究もあります。
しかし、それらはエビデンスレベルが高くないそうです。
加味帰脾湯とは
消化器の働きを助けながら、不眠の改善を助けるそうです。
また、気分を落ち着かせて、精神を安定化させる働きもあります。
一度試す価値はあるかも
医師に相談することが前提ですが、抗うつ薬と漢方薬の併用ができれば、うつ病の治療に役立つかもしれません。
ただ、併用に対する弊害があるかもしれません。
一応、加味逍遥散は抗うつ効果が認められているらしいので、試す価値はあるでしょう。
医師に漢方薬のことを伝え、使用の許可を伺うようにしましょう。
あくまで付け合わせ
漢方薬に効果があるといっても、大前提として、栄養、睡眠、運動を行うことが大事。
それらがおろそかになっていれば、いくら漢方薬を飲んでも、効果は薄れてしまうでしょう。
基本的な治療を行いつつ、付け合わせとして漢方薬を使うスタンスが一番良いかと思います。
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