「本気の育毛日記」2周年!真実を伝えます

独断で抗うつ薬を飲む量を減らした結果…。

こんにちは,hiroです。

うつ病の治療には,抗うつ薬が処方されます。

僕も,レクサプロを飲んでいます。

今回は,「独断で抗うつ薬を減らした結果,どのようなことが起こったのか」をシェアします。

 

中止後症候群が発生した

僕の抗うつ薬の容量

僕は,多いときでレクサプロを1日2錠飲んでいました。

1錠でも十分効果があるらしいのですが,医師と相談した結果,容量を増やすことになりました。

それが良かったのか,2錠飲むと,かなり気分が安定しました。

うつ病も順調に寛解していきました。

独断で薬を減らしてみる

調子が良くなってきたので,薬を減らすことにしました。

医師に相談せずに,です。

今となっては愚かな行為でした。

正しく薬を飲まないことの恐ろしさを知ったのです。

中止後症候群が発生

薬を2錠から1錠に減らしました。

すると,身震いするような感覚が,断続的に起こるようになったのです。

どうやら,脳が震えているようでした。

 

後から知ったのですが,抗うつ薬を断薬・減薬すると,離脱症状が起こることがあるようです。

僕の症状は,「脳のショック」「脳の震え」「脳への衝撃」と表現されるらしい。

ひどい時で,1分間隔で脳が震えるのがわかりました。

脳が震える瞬間,全身の力が抜け,フラっと倒れそうになります。

 

僕はこの症状を,うつ病の後遺症だと思っていました。

けれど実際は,減薬による離脱症状だったのです。

抗うつ薬は飲み続けるべきか

最近,うつ病治療ガイドライン 第2版という本を読んで,うつ病の勉強をしています。

 

うつ病治療ガイドライン 第2版

 

その中で,抗うつ薬の中止・減量に関する知見が書かれていました。

どうやら,薬を減らすことで,うつ病の再燃・再発の危険性が高まるそうです。

寛解後も飲むべき

うつ病が寛解しても,薬は継続して飲むことが必要と書かれていました。

寛解後26週は,抗うつ薬の再燃予防効果が立証されているそうです。

欧米のガイドラインでは,寛解後4~9ヵ月,またはそれ以上の期間は,急性期と同じ容量で維持すべきとしているらしい。

また,再発を予防効果として,2年以上の抗うつ薬維持療法が強く勧められているようです。

ただ,双極性障害の可能性も視野に入れることと注意書きしてありました。

知識不足を痛感した

本に,減薬する際は「中止後症候群」に注意が必要と書かれていました。

僕は,この知識を知らなく,安易に独断で薬を減らしてしまいました。

今となっては,猛反省。

 

薬を減らす場合は,緩やかに漸減することが原則になります。

そして,薬を減らしているさなかで,抑うつ症状が出た場合は,減量前の量に戻すことが必要となります。

 

僕はもう,独断で薬を減らすようなことはしません。

医師と相談して,適切な時期に適切な減薬をしたいと思います。

以上,猛反省の記事でした。

 

うつ病治療ガイドライン 第2版

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