こんにちは,hiroです。
僕は,28歳で絵を書き始めました。
このブログのアイキャッチ画像も,いくつかオリジナルで描いています。
まだまだ発展途上ですが,もっと上手になりたいです。
僕は,独学で絵の描き方を学んでいます。
イラスト集を買ったり,レクチャー本を買って勉強しています。
そして今回,「色彩と光が学べる本」を見つけたので,それをシェアしたいと思います。
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リアルな色と光の表現が学べる
人物のイラストを描いているとき,いつもつまづくのが,光と影の描き方です。
顔のどこに,影をつけるか。
リアルに近い絵を書くには,光の反射をどうすればいいのか。
まったくわかりませんでした。
「カラー&ライト」を読んでみると,顔のカラーゾーンは,3つに分かれていることがわかりました。
おでこ付近は,明るい金色。
まゆ毛から鼻の下までは,赤みがかった色。
鼻からあごまでは,青み,緑み,灰色がかった色。
それを踏まえたうえで,自分の絵に色を付けてみると,見違えるほどリアルな表現ができるようになりました。
このように,色彩について細かく書かれています。
さらに,光と影の表現の仕方も勉強できます。
エッジを効かせたいとき。
逆光のとき。
白黒スケッチに色を1色加えるカラーアクセントの方法など。
ありとあらゆる光の表現を学べます。
たくさんの絵が掲載されている
この本の特徴は,色彩と光の説明のために,事例として絵をふんだんに掲載しているところです。
イラスト集のように,絵がたくさん載っているので,見ているだけで勉強になります。
絵を使って文字で説明するというのは,非常にわかりやすくて助かります。
色彩と光の意識が変わる
僕はこの本を読んだ後,自分の描く絵の色と光に意識を強く持てるようになりました。
今までは,なんとなく,ここら辺に影をつけようなどと考えていました。
それが,この角度は,このくらいの濃さで描こうというように,よりリアルに表現する意識が生まれたのです。
今まで全く知らなかった,色と光の知識を学んだことにより,自分の絵がより立体感に感じられるようになりました。
絵を書く人にとっては,バイブルになる本だと思います。
ただし,影をつける手順などのようなハウツー本ではありません。
どちらかというと,知識を学ぶための座学本です。
ハウツーが知りたい人は,他のレクチャー本のほうがいいかもしれません。
けれど,知識を知っていて損はありません。
むしろ,知っているか知らないかで,イラストの質が変わってくることもあります。
どうせなら知ったほうがいい。
自分のイラストをさらに進化させるために,何度もこの本を読み返していきたいと思います。
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