こんにちは,hiroです。
今回は,東野圭吾さんの小説「探偵ガリレオ」を読んだ感想を書きます。
福山雅治さん主演の映画でもおなじみ,物理学助教授の湯川学の聡明な頭脳は必見です。
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事件のトリックが秀逸
他のミステリー小説と違い,事件のトリックにあっと驚かされます。
若者の頭が突然燃え上がったり。
心臓だけ腐った死体が発見されたり。
海水浴で海が爆発したり。
子どもが幽体離脱したり。
とにかく,起こる事件すべてがユニークです。
なんで若者の頭が急に燃えだしたのかなんて,気になりますよね。
物理学者・湯川学の活躍
奇想天外な事件が起こる中,物理学者である湯川学は次々とトリックを見破っていきます。
この人は,本当に頭のいい人だなぁと読んでいて実感できます。
性格は少しクセがありますが,時折見せるお茶目な姿に好感がもてました。
湯川学は物理学者なので,超がつくほど理論的です。
それと同時に,謙虚さを併せ持っていると僕は感じました。
聡明な頭脳を持つ湯川学の活躍は必見ですね。
トリック重視の小説
犯人が明らかになる瞬間は,すごくあっさりしています。
トリックの解明はこと細かに書かれていますが,「犯人は誰!」というのは,トリック解明の延長線上にあるような気がしました(笑)
この温度差がまた物語を読みやすくしてくれているのだと感じました。
小難しそうな話なのに,とてもわかりやすいです。
文系の僕でも,普通に楽しめました。
続編も読んでみようと思います。
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