こんにちは、hiroです。
僕は「自分を変えたい」とずっと思っています。
今の自分がイヤで、なんとかしたいと思っている人は多いのではないだろうか。
そして、どうすることもできず、自己嫌悪になる始末。
今回は、そんな「変わりたいけど変われない」と日々もがく人にとって有益な本を5冊ご紹介します。
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変わりたい人の人生のバイブル
僕は鮒谷周史さんの「変われる人」は何度も読んでいます。
持っている本の中で1番読み返す回数が多いです。
それくらい、変わるために大切な珠玉の言葉が詰まっているのです。
例えば、僕がブログを通じて、情報を発信し続けているのも、この本の影響です。
「情報発信は計り知れない有用性、効果効能、魅力を有している」
変われる人より
鮒谷さんは本の中で、そう言っています。
いくら自分の中に知識を持っていても、それを吟味することなく、編集することがなければ、「知って知らず」の状態になってしまうそうです。
つまり、いくら学ぼうが、学んだことを外に向けて発信しなければ、新しい価値は得られにくいということだと思います。
この本には他にも金言がたくさんあります。
その中で鮒谷さんが強調しているのが、「し続けることの大切さ」です。
いわゆる「継続は力なり」ということです。
当たり前のことじゃんと思うかもしれませんが、その当たり前のことがなかなできない。
しかし鮒谷さん自身、10年以上365日休まずメルマガを配信し続けていますし、成果を出す人と常に接しているので、変わる「黄金基準」をわかっているのです。
続けることが大事は誰もがわかっていること。
しかし、それを実践してきた人からの言葉として聞くと、重みが違います。
僕自身、ブログの発信を毎日書こうとしていますし、趣味であるイラストを毎日少しの時間でもいいので描いています。
とにかく何が何でも続けることが大切なんだと学びました。
鮒谷さん自身も、成果が出ない時期は、「こんなことやって何の意味があるんだろう」と感じてきたそうです。
それでも続けることをやめなかったからこそ、今大きな成果を次々と上げているんだと思います。
変わりたいと思っている人は、この「変われる人」という本を是非読んでみてください。
そして、鮒谷さんの毎日配信されている「平成進化論」というメルマガを合わせて読むと、加速度的に自分の中の変わりたいという欲求が、わき上がってくると思います。
僕は「自分を変えたいなら、鮒谷周史さんに聞け」と人に勧めるくらい、この人の著書やメルマガは有益だと思います。
変わりたい人は、今すぐに、変わるための行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
変わらないことの「怖さ」を教えてくれた本
全世界で読み継がれているロングセラーであり、メジャーリーガーの大谷翔平選手の愛読書でもある「チーズはどこへ消えた?」。
この本は、小人とネズミが食料であるチーズを探す物語です。
僕はこの本を読んで、変わらないことの怖さを感じました。
今の現状に満足し、変わる必要がないと思い、その場にとどまり続けるのは、非常に危険なことなのではなかろうか。
時代は刻々と変化しているのに、自分はそれに順応しようともせず、あぐらをかくことほど、愚かなことはないと思いました。
この本では、小人が変わろうと必死にもがいている姿が、僕たちが変わろうともがく姿と重なります。
小人を応援しつつも、どこか自分に重ね合わさることに親近感がわきました。
本のとらえ方は人それぞれだと思いますが、僕は、この本の肝は「時代の変化に自分も変わっていかなければいけない」と言うことを教えてくれるところだと思います。
最初、たくさんのチーズが見つかり、それに安心してしまう小人たちですが、ネズミはすぐに、他のチーズを探し始めます。
ネズミは、チーズはいずれ無くなることを知っているのです。
しかし、小人は気づいていません。
この差が、新しいチーズを見つけられるかどうかになっていくのです。
自分の身の回りのものは、小さいながらも変化が起きています。
その変化が大きくうねる前に気づいて行動できるかが、自分が取り残されないために必要なことなのです。
僕はこの本を読んで、変わることの大切さはもちろん、常に変わりゆく毎日にアンテナを張ることの大切さを学びました。
本自体は、薄いので、20分くらいで読めました。
こんな薄い本なのに、変わるうえでとても大切なことが書かれているなんて、さすが世界中で読まれているロングセラーだけありますね。
まだ読んでない方には、ぜひおすすめしたいです。
「自分のために生きる」勇気を与えてくれる小説
僕はいつも、「自分は何のために生きているんだろう」ということを考えてしまいます。
人に尋ねると、たいてい、「子孫を残すためだよ」とか、「人の役に立つためだよ」という答えが返ってきます。
けれど僕は、その返答に違和感を覚えます。
「それができなければ、生きる価値がないのか」などと、屁理屈を考えてしまう始末。
「何のために生きているのか」
「何のために働いているのか」
そのヒントを与えてくれたのが、誉田哲也さんの小説「幸せの条件」でした。
この小説は、東京で普通のOLとして働いていた梢恵(こずえ)という女性が、ある日突然、長野へ農業をするために出向するという物語です。
毎日、なんとなく過ごしてきた都会ッ子の梢恵が、農業の知識ゼロなのに農村へ駆り出されるという残酷な社長命令。
しかし、長野で過ごす日々が、梢恵を変えていくのです。
けして、農業が好きになったからという理由ではありません。
梢恵が変わっていったのは、「自分の居場所を見つけたから」です。
ただなんとなく仕事をし、毎日を過ごしていた梢恵が、誰かの役に立っている、自分の居場所があると思うようになり、人間的に成長していきます。
それを見越していた梢恵を長野へ出向させた社長の言葉が僕は心にしみました。
以下、引用です。
「・・・(前略)大切なのは、誰かに必要とされることなんかじゃないんだ。本当の意味で、自分に必要なのは何か、それを、自分自身で見極めることこそが、本当は大事なんだ。・・・(中略)お前(梢恵)は、お前自身が必要とする生き方を、見つけてきた。自分は、これをやって生きていきたい。これをやって暮らしていきたい。生きるって、実はこういうことなんじゃないか」
誉田哲也・著「幸せの条件」
僕は、この社長のセリフを見たとき、涙が出ました。
感動したというより、ようやく見つかったという感情。
自分の生き方が見つかったのです。
今まで僕は、「人の役に立ちたい」と思ってきました。
しかし、この言葉の裏には、「人の役に立たなければ生きている意味がない」という意味になっていました。
毎日生きている中で、なかなか人の役に立てないどころか、人に迷惑をかけてしまう自分に嫌気が差していました。
しかし、この社長の言葉で、救われたのです。
何のために生きるか。
それは、「自分のために生きる」ということ。
では、自分のためにどんなことをしていくのか。
それはまだ見つかっていません。
けれど一筋の光が見えた気がします。
「夜と霧」の著者、フランクルさんも、生きる意味を、「自分に課された課題を見つけ、クリアしていくこと」と言っています。
生きるとはつまり、「生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けること」にほかならない。
フランクル・著「夜と霧」
「人の役にたたなきゃいけない」、「子孫を残さなきゃいけない」ではなく、「自分がそれを望むから、そういう行動になる」という考えが、芯のある自分を作っていくのではないでしょうか。
「幸せの条件」は僕にとってすごく共感できる本でした。
特に、何のために生きているんだろうと考えている人にとっては、ひとつの道をしるしてくれるのではないだろうか。
僕の座右の書です。
変わりたいあなたにおすすめします。
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