こんにちは、hiroです。
数か月前、会社の朝礼でのこと。
上司が社員にこう言いました。
「電気代を抑えたいので、節電にご協力ください」
さて、数か月後。
はたして、節電できたのだろうか。
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社員の節電意識は希薄
1週間くらいは、社員に節電意識はありました。
僕もそうです。
しかし、数週間後には、節電という言葉が頭の中から消えていました。
なぜ、自然消滅していったのか。
考察してみます。
明確な節電目標がない
節電をする側として、漠然と「電気代を安くしたいので、節電してください」というだけでは効果は望めないと考えます。
- どのくらいの時間、節電すべきか。
- 空調は何度に設定すべきか。
- 1か月の電気代はいくらか。
- 節電して、いくらに抑えたいか。
具体的に節電目標を示したり、数値で表すことで、継続して節電できるのではなかろうか。
明確な目標が示されていないのは、まるでゴールなき道を歩かされているかのよう。
そんな状態で、節電しろと言われても、社員は困惑してしまいます。
結局、最初は意識して節電をしているが、時間がたつにつれ、その意識が薄れていきます。
当事者意識を植え付ける
例えば、会社には社訓があります。
あなたは、その社訓が言えますか?
僕は言えません。
なぜなら、僕にとって、正直どうでもいいから。
どうでもいいというと無責任に聞こえます。
けれど実際問題、社訓どおりに行動できる人間がどれだけいるだろうか。
他人が決めたことを心から受け入れることは、どうしてもできません。
いくら上司が「あれをやれ」「これをやれ」といっても、本人にとっては、「ただやらされている」のであり、「心の底からやりたい」と思えないのです。
もちろん、部下が当事者意識を持ち、主体的に動けるのであれば問題ありません。
しかし、これがまた難しい。
けれど、大多数の人は、「やらされている感」があるのではなかろうか。
組織の中にいる人間が、主体的に動けるようになるには、長い時間が必要となります。
それでも、組織の全員が、共有意識を持つことができれば、その組織はもはや敵なしになるはず。
僕は現在、上司でも何でもありません。
ただの平社員です。
でもいつかは上に立つ人間になりたいと思っています。
そのための反面教師として、今回の「節電意識」は勉強になりました。
今後も引き続き、学びを怠らないようにしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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