こんにちは、hiroです。
僕は学生時代、フィットネスクラブでトレーナーとしてアルバイトをしていました。
今回は、アルバイト時代に感じた、運動している会員さんの姿について書きたいと思います。
これからジムに入会したいと思っている人は、良い心構えになるかも。
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ジムあるある
会員さんたちに、どうしてジムに入会したのかを聞いてみる。
すると、「やせたい」「体力をつけたい」。
こんな言葉が返ってきます。
僕は、「じゃあ、がんばりましょう」と言ってみる。
すると会員さんは「ツカレルノヤダ」と耳をふさいでしまいます。
実際、ジムで自分の体にムチを打つのは、すごく難しい。
ストイックな人なら、自発的にできる。
けれど、そうでない人は、自ら追い込めない。
追い込むと言っても、体が痛くなるまでやるわけではありません。
けれど、効果を出すには、少しばかりがんばらないといけない。
そこをいかに会員さんにわかってもらえるかが、僕の悩みどころでした。
まるで成果が出ていない
長くジムに通っている人でも、いつのまにか筋力が衰えていたという人が、たくさんいます。
「どうして?筋トレしてるのに」と言われます。
しかし、その人の筋トレ風景を見てみると・・・。
ものすごく軽い重量でギーコギーコとマシンをきしませてるだけ。
特に女性に多いです。
女性は主に上半身の筋トレが苦手です。
女性の筋トレ事情
男性に比べて上半身の筋肉は力が発揮しにくいです。
女性が上半身の筋肉をつけるのは、とても大変。
下半身は男性と同じくらい筋肉がつきやすいです。
なので、最初は、下半身から筋トレを始めるのもいいかもしれませんね。
「足が太くなっちゃう」なんていわないでください。
「もう十分太いですよ」とはいえませんが、「足のシルエットが美しくなりますよ」といって、がんばってもらっていました。
運動効果を求めるなら
ジムには必ず1人はトレーナーがいます。
その人に、トレーニングメニューを作ってもらってください。
トレーナーは、どのくらいの負荷で、何回動かせば、筋肉がつくということを必ず知っています。
そのトレーナーのメニュー通りにやれば、必ず筋肉はつきます。
ただ、おそらく作ってくれたメニューは、少しばかりの疲れを起こすと思います。
筋肉痛が起こったり、ダルくなったり。
しかしそれはあくまで、一時的なもの。
トレーニングを続けていけば、体に活力が出てきます。
まぁ、筋肉痛は運動したら和らぐともいいますからね。
パーソナルトレーニング
金銭的に余裕があるのなら、パーソナルトレーニングを受けることをおすすめします。
パーソナルトレーニングとは、専門知識を持ったトレーナーとマンツーマンで運動していくというもの。
ダイエットジムで有名なライザップのようなものだと思ってください。
パーソナルトレーニングは、ほぼ確実に運動効果が得られます。
なぜなら、専門のトレーナーが運動メニューを管理し、指導してくれるから。
そして何より、人に見られている、監視されているということで、逃げられません。
苦しくても、メニューをこなさなければなりません。
その苦しさを乗り越えていくからこそ、運動効果が得られます。
運動効果とは?
運動効果といっても、様々です。
おもにその人が望む効果のことを指します。
ダイエット、筋力アップは王道と言っていいでしょう。
そのほかにも、体力をつけたい。
腰痛を予防したい。
と言った要望もあります。
とくに体に痛みを持っている人が求める運動効果は、我々は慎重になります。
その人たちに、苦しみに耐えてくださいなんて言えませんからね。
現場のトレーナーは、その人の要望に添ったメニューと言葉がけをしていきます。
ただ、ダイエットや筋力アップに関しては、どうしても甘えが出てきます。
これは会員さんだからではなく、僕たちトレーナーも同じ。
辛くなるとやめたくなるのです。
しかし、そこを乗り越えてこそ、やせられたり、筋肉がつくということを、心の片隅に引っかけておいていただけたら嬉しいです。
ジムのメリット
ジムには人とつながれるというメリットがあります。
1人で黙々と運動している人もいますが、和気あいあいと汗を流している人たちもいます。
ジムでしか出会えないような人たちもいると思うので、ジムに入会したら、どんどん仲間を増やしてほしいですね。
その人たちと高めあって運動するのも、運動効果を得るにはもってこい。
みんなで高まっていけるといいですね。
おわりに
僕がトレーナーとしてもどかしかったのは、この人もっとちゃんとやれば、もっと成果が出るのになぁと思うことでした。
あいにく僕がアルバイトしていたジムは、雑務もあり、会員さんの運動指導はなかなかできない現場でした。
このようなジレンマも、フィットネスクラブ側の改善点だと思います。
より多くの人が、運動によって求める成果が得られるように、クラブ側も努力していってほしいと思う次第。
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