Geminiで作ったJFIF形式の画像をJPEGに変換する方法と、おすすめオンラインツール

「グーグルAIのGemini（ジェミニ）で生成した画像がJFIF形式で保存された。JPG形式にしたいけど、どうやったらいいの？」

JFIF形式の画像を一般的なJPEG形式に変換する方法は3つあります。

3つの変換方法の具体的な手順をご紹介していきます。

JFIF形式の画像をJPEGに変換する方法

1．直接画像を開いて保存形式をJFIFからJPEGに変換する

私のパソコンはWindows11が搭載されています。Macbookなどの別の機種に当てはまるかはわかりませんので、ご了承ください。

変換方法は以下の手順です。

1. JPG形式に変換したいJFIF画像を開く。
   
   （写真：JFIF形式の画像）
2. 左上の「横点3つ」をクリックして、「名前を付けて保存」をクリック。
   
3. ファイルの種類を「.jpg」を選択して保存。
   
4. 以上。（写真：JPG形式の画像）

JFIF形式からJPG形式に変換できましたか？

2．Squoosh（画像圧縮Webツール）を使う

（Squooshのリンクはこちら）

Squooshとは

Googleが開発したオープンソースの画像圧縮Webアプリで、画像を圧縮してファイルサイズを小さくできます。
ブラウザ上で動作するため、ソフトウェアのインストールは不要です。

Squooshの使い方

SquooshでJFIF形式の画像をJPEG形式に変換する手順は、以下の通りです。

1. SquooshのWebサイトを開く
   • ブラウザでSquoosh（https://squoosh.app/）にアクセスします。
2. JFIF画像をアップロード
   • Squooshの画面中央にある大きなスペースに、変換したいJFIF画像をドラッグ＆ドロップします。
   • または、スペースをクリックしてファイル選択ダイアログを開き、JFIF画像を選択してアップロードします。
3. 圧縮設定（必要に応じて）
   • Squooshは画像圧縮ツールでもあるため、必要に応じて圧縮設定を行います。
   • 画面右側の「Compress」セクションで、圧縮形式（JPEG、PNGなど）や画質などを調整できます。
   • 特に圧縮の必要がない場合は、デフォルトの設定のままで構いません。（最初から品質が下げられている場合は数値を100にしましょう。）
4. JPEG形式でダウンロード
   • 画面右下のダウンロードボタンをクリックします。
   • ファイルを保存する場所を選択し、保存します。

これらの手順で、JFIF形式の画像をJPEG形式に変換できます。
もし、ファイルサイズが大きい場合は、圧縮も同時に行うと効率的です。

Squooshの特徴

• リアルタイムプレビュー: 圧縮前後の画像を並べて比較しながら、画質とファイルサイズのバランスを調整できます。
• 多彩な圧縮オプション: 様々な圧縮形式、画質調整、リサイズ、画像形式変換など、高度なオプションが用意されています。
• 使いやすさ: シンプルなインターフェースで、直感的に操作できます。
• 幅広いフォーマット対応: JPEG、PNG、WebP、AVIFなど、様々な画像フォーマットに対応しています。

Squooshは、Webサイトの画像最適化に非常に役立つツールです。ぜひ活用してみてください。

3．HitPawオンライン画像変換ツールを使う

（HitPawオンライン画像コンバーターのリンクはこちら）

手順はシンプルです。

1. 「今すぐ画像を変換」をクリック。
2. アップロードボックスにファイルをドラッグ＆ドロップ。
3. 「変換先」の項目を「JPG」にする。
4. 変換ボタンを押し、四角枠で囲まれた「ダウンロードする」をクリック。

以上でJFIF形式の画像を一般的なJPEG形式に変換することができます。

しかし、画像のファイルサイズが大きすぎる場合、変換できない可能性があります。

100MBを超える画像を変換する場合

HitPawオンライン画像コンバーターでは、変換できるファイルのサイズに100MBの制限があります。
100MBを超える画像を変換したい場合は、まずは画像を圧縮してファイルサイズを100MB未満にしましょう。

画像圧縮オンラインツールは、人気のTinyPNGがおすすめです。

しかし、画像を圧縮しても100MB未満にならない場合もあります。
そのようなときは、上述した直接画像を開いてファイル形式を変える方法か、Squooshを使って、JFIF形式をJPG形式に変換しましょう。

JFIF形式とJPEG形式の違い

JFIFとJPEGは、どちらも画像データを扱う形式ですが、互換性の面で違いがあります。

JFIF形式はJPEG形式とほぼ同じものと考えて問題ありません。
しかし、一部の古いソフトやデバイスではJFIF形式に対応していない場合があります。
そのため、より一般的なJPEG形式に変換する必要があるのです。

JFIF画像をJPEGに変換する理由

• 互換性の向上:
  より多くの環境で画像を表示・編集できるようになります。
• 汎用性の向上:
  Webサイトやアプリでの利用、画像編集ソフトでの扱いが容易になります。

画質を損なわずに変換する方法

画像の圧縮は、ファイルサイズを小さくするために画像のデータを間引く処理を行うため、一般的には画質の劣化が伴います。

画質を損なわずに圧縮する、または劣化を最小限に抑えるためのポイントは以下の通りです。

• 可逆圧縮形式を使用する: PNG形式やGIF形式など、可逆圧縮に対応した形式を使用すると、圧縮によって情報が失われることがないため、画質の劣化を防ぐことができます。ただし、JPEG形式に比べるとファイルサイズが大きくなる傾向があります。
• 圧縮率を調整する: JPEG形式などで圧縮を行う場合は、圧縮率を低く設定することで、画質の劣化を抑えることができます。ただし、ファイルサイズは大きくなります。
• 画像の用途に合わせて圧縮方法を選ぶ: Webサイトに掲載する画像であれば、多少の画質劣化があってもファイルサイズを小さくするほうが良いでしょう。
  印刷用の画像であれば、画質を最優先に考えてもいいかもしれません。

今回紹介したサイトや方法は、私自身が試してよかったものを紹介しているので、自己責任になりますが、もしよければお試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

「iPhoneのOneDriveアプリ」から写真や動画を「Windows」のパソコンへ同期すると、「このファイルは開けません」と表示されることがあります。
その対処法は以下の記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。

「iPhoneのOneDriveアプリ」から写真や動画を「Windows」のパソコンへ同期すると、「このファイルは開けません」と表示されたときの対処法